この調査の要点
- 英語表記の「TikTok」と「Instagram」で比べると、直近4週の平均はTikTokが13.5、Instagramが6.2で、TikTokが約2.2倍です。
- ただし日本では「インスタ」と検索する人が多く、「インスタ」はTikTokの約2.7倍(54.2対20.2)。表記を含めて見ると、Instagramのほうが多く調べられています。
- 旧名の「Twitter」は1年前の38.2から31.0へ約19%低下、「ツイッター」は約37%低下しました。それでも「Twitter」は今回比べた語の中で最も高い水準です。
- Threadsは1前後、Blueskyは1未満(Googleトレンドの表示は0)で、1年前とほぼ同じです。
日本でよく調べられているSNSはどれでしょうか。TikTok、Instagram、Threads、Bluesky、X(旧Twitter)の名前の検索人気を、Google トレンドの過去5年で比べました。SNSは「インスタ」のような略称やカタカナでも検索されるため、表記ちがいもあわせて確認しています。SNS運用や広告出稿先を考える実務担当者・マーケター向けの数字です。
データ:Googleトレンド(日本・ウェブ検索、過去5年・週ごと)/取得日:2026年10月31日
結論:英語表記ならTikTok、略称まで含めるとInstagram
- 英語表記どうしでは、TikTokがInstagramの約2.2倍です。TikTokは1年前(12.8)から約5%増、Instagramは7.2から6.2へ約14%低下しました。
- 「インスタ」「インスタグラム」を含めると順位は逆転します。同じ比較で「インスタ」は54.2、「TikTok」は20.2でした。
- XはサービスがXに名前を変えたあとも、旧名の「Twitter」「ツイッター」で多く検索されています。ただし、どちらも1年でゆるやかに下がっています。
- Threadsは公開直後の2023年7月、Blueskyは一般公開された2024年2月に山がありますが、その後は低い水準のままです。
5年間の推移(英語表記の5つ)

| 検索語 | 直近4週の平均 | 1年前の4週 | 変化 |
|---|---|---|---|
| Twitter(旧名) | 31.0 | 38.2 | 約19%減 |
| TikTok | 13.5 | 12.8 | 約5%増 |
| 6.2 | 7.2 | 約14%減 | |
| Threads | 1.0 | 1.0 | 横ばい |
| Bluesky | 1未満(表示は0) | 1未満(表示は0) | 横ばい |

英語表記の5つでは、旧名の「Twitter」が5年を通して最も高く、2023年7月上旬が最大でした。その後はゆるやかに下がり、直近は5年前の半分以下の水準です。TikTokは5年で少しずつ上がり、2022年後半からInstagram(英語表記)を上回っています。2025年11月末にはTikTokとInstagramがそろって一時的に上がった週がありますが、理由はこのデータからは分かりません。
「インスタ」で比べると順位が変わる
日本では、Instagramを「インスタ」と略して検索する人が多くいます。InstagramとTikTokを、英語表記・カタカナ・略称で並べると次のとおりです。

| 検索語 | 直近4週の平均 | 1年前の4週 | 変化 |
|---|---|---|---|
| インスタ | 54.2 | 61.5 | 約12%減 |
| TikTok | 20.2 | 19.2 | 約5%増 |
| 9.5 | 11.0 | 約14%減 | |
| インスタグラム | 5.2 | 5.0 | 横ばい |
| ティックトック | 4.0 | 4.0 | 横ばい |
「インスタ」はTikTokの約2.7倍で、InstagramはTikTokよりも多く調べられていると読めます。一方、「インスタ」も1年で約12%下がっており、TikTokだけが約5%増とわずかに上がっています。別の組み合わせ(インスタ/TikTok/ツイッター/Twitter/スレッズ)でも、「インスタ」は35.5、TikTokは13.5、「ツイッター」は1年前の19.8から12.5へ約37%下がっていました(Google トレンドで開く)。
ThreadsとBlueskyは公開時の山のあと横ばい
Threadsは、Metaが2023年7月5日(米国時間)に公開したテキスト中心のSNSです。Blueskyは、2024年2月6日に招待制をやめ、誰でも登録できるようになりました。どちらもその週に検索の山がありますが、直近はThreadsが1前後、Blueskyは1未満で、1年前と変わっていません。カタカナで比べた別の組み合わせ(TikTok/スレッズ/ブルースカイ/Xアプリ/インスタ)でも、「スレッズ」は直近2.0(1年前1.2)、「ブルースカイ」は1.0(1年前1.0)と低い水準でした。
マーケターにとっての意味
- SNSの検索人気を比べるときは、英語表記だけで判断しないことが大切です。InstagramとTikTokのように、表記を変えるだけで順位が逆転することがあります。
- 検索広告やSEOのキーワードを選ぶときも、「インスタ」「ツイッター」のような略称・旧名を候補に入れておくと、実際の検索に近づきます。
- TikTokはこの1年、検索人気をわずかに伸ばしています。InstagramやXの関連語が少しずつ下がっているのとは対照的です。
- 検索人気は利用者数そのものではありません。運用先を決めるときは、各社の公式発表や自社アカウントの数字もあわせて確かめてください。
読み方の注意
- Google トレンドの指数は、同時に比べた語の中での相対値(最大を100)です。検索回数そのものではありません。組み合わせが違うと数字も変わるため、表どうしの数字は直接比べられません。
- 「X」は一般的な文字で、SNSの検索だけを取り出せないため、旧名の「Twitter」「ツイッター」で見ています。
- 「Threads」「Bluesky」などは、SNS以外の意味でも検索されることがあります。
- 最新週は途中集計のため、平均から外しています。
調査の方法
- データ:Google トレンド(地域:日本、期間:過去5年・週次、2021年10月〜2026年10月)。
- 比べた語:①TikTok/Instagram/Threads/Bluesky/Twitter、②TikTok/ティックトック/Instagram/インスタ/インスタグラム、③インスタ/TikTok/ツイッター/Twitter/スレッズ、④TikTok/スレッズ/ブルースカイ/Xアプリ/インスタ。
- 直近4週(2026年9月27日〜10月18日の週)と、1年前の同じ4週(2025年9月28日〜10月19日の週)の平均を比べています。グラフは4週移動平均です。
- 取得日:2026年10月31日。
出典
- Google トレンド(日本・過去5年):TikTok/Instagram/Threads/Bluesky/Twitter、TikTok・Instagramの表記ちがい、インスタ/TikTok/ツイッター/Twitter/スレッズ、TikTok/スレッズ/ブルースカイ/Xアプリ/インスタ
- Meta:Introducing Threads: A New Way to Share With Text(2023年7月5日)
- Bluesky:Join Bluesky Today (Bye, Invites!)(2024年2月6日)
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更新履歴
- 2026年10月31日:初版


