この記事の要点
- 2026年(10月16日時点)に Google Search Status Dashboard に掲載されたランキング関連のアップデートは7件です。内訳はコアアップデート2件(3月・5月)、スパムアップデート4件(3月・6月・8月・9月)、Discoverコアアップデート1件(2月)です。
- 9月のスパムアップデートは、ロールアウトに約2週間かかりました。
- Googleは、コアアップデートの影響を分析するのはロールアウト完了から少なくとも1週間後にするよう推奨しています。
※日時は、公式の Status Dashboard の表記(米国太平洋時間、PT)をもとに、日本時間(JST)に換算して併記しています。
2026年のアップデート一覧(公式記録)
| アップデート | 開始 | 完了 |
|---|---|---|
| 2026年2月 Discoverコアアップデート | 2026/2/5(PT) | —(Dashboard上の期間:約21日) |
| 2026年3月 スパムアップデート | 3/24 12:18 PT(3/25 04:18 JST) | 3/25 PT |
| 2026年3月 コアアップデート | 3/27 02:14 PT(3/27 18:14 JST) | 4/8 PT |
| 2026年5月 コアアップデート | 5/21 08:43 PT(5/22 00:43 JST) | 6/2 PT |
| 2026年6月 スパムアップデート | 6/24 09:03 PT(6/25 01:03 JST) | 6/26 PT |
| 2026年8月 スパムアップデート | 8/18 09:28 PT(8/19 01:28 JST) | 8/21 PT |
| 2026年9月 スパムアップデート | 9/24 09:15 PT(9/25 01:15 JST) | 10/8 PT |
出典:Google Search Status Dashboard(Ranking の履歴)。各アップデートの個別ページ:
3月スパム/
3月コア/
5月コア/
6月スパム/
8月スパム/
9月スパム


各アップデートの概要(公式発表の事実)
2月:Discoverコアアップデート
Google Search Central Blogによると、これはDiscoverに記事を表示するシステムの広い範囲にわたる更新です。改善点として次の3つが挙げられています。
- ユーザーの国に拠点を置くサイトの、地域に関連したコンテンツを多く表示する
- 扇情的なコンテンツやクリックベイトを減らす
- その分野に専門性のあるサイトの、詳しく独自性があり、タイムリーなコンテンツを多く表示する
専門性はトピックごとに判断されると説明されています。まず米国の英語ユーザーを対象に提供し、今後数か月ですべての国と言語に広げる予定とされていました。
出典:Google’s February 2026 Discover Core Update(Google Search Central Blog, 2026年2月5日)

3月・5月:コアアップデート
Status Dashboard では、どちらも「ロールアウト完了まで最大2週間かかる場合がある」と案内されていました。実際には、3月は4月8日(PT)、5月は6月2日(PT)に完了しています。Dashboard の記載以上の個別の変更内容は、公式には説明されていません。
スパムアップデート(3月・6月・8月・9月)
4件とも「全世界・全言語に適用」と記載されています。3月、6月、8月は「数日で完了する見込み」とされ、実際に1〜3日ほどで完了しました。9月は「最大2週間」とされ、10月8日(PT)に完了しています。
コアアップデートの影響の確認方法(公式ガイダンス)
Googleのドキュメント「Google検索のコアアップデートとウェブサイト」には、確認の手順が次のように書かれています。

- Status Dashboard で、ロールアウトが完了したことと、開始日・終了日を確認する
- 完了後、少なくとも丸1週間待ってから、Search Console でアップデート前の週と比べる
- 上位のページやクエリについて、順位の下がり幅を確認する。2位から4位のような小さな下落なら大きな対応は不要で、4位から29位のような大きな下落なら詳しく評価する
- ウェブ検索、画像、動画、ニュースなど、検索タイプ別に分けて分析する
さらに、すぐ効果を狙った小手先の修正は避けること、コンテンツの削除は最後の手段であること、改善の効果が出るまで数か月かかる場合があることも書かれています。
出典:Google Search’s core updates and your website(Google Search Central)

編集部の解説:2026年の傾向と対策
ここからは編集部の見解です。順位が変わった原因を特定のアップデートと結びつけられるのは、Googleの公式発表がある範囲に限られる点に注意してください。
- スパムアップデートの頻度が高い:2026年は10月までにスパムアップデートが4回ありました。大量生成のページや、価値を加えていない外部コンテンツの転載がないか、定期的に点検することをおすすめします。
- コアアップデートは「待ってから分析する」:完了を確認してから1週間後に比べる、という公式の手順を、社内の運用ルールにしておくと判断がぶれにくくなります。
- Discoverはトピックごとの専門性:特定の分野を継続して扱うメディアには追い風になる可能性があります。
- 生成AI機能の影響は別に測る:2026年は Search Console に生成AIパフォーマンスレポートが加わりました。通常の検索とAI機能を分けて見ることが重要です(公式発表)。
まとめ
- 2026年はここまでに、コアアップデート2回、スパムアップデート4回、Discoverコアアップデート1回が公式に記録されています。
- 影響の分析は、公式の手順どおり完了から1週間後に、前の期間と比べて行いましょう。
- 新しいアップデートは Status Dashboard と Search Central Blog で随時確認しましょう。
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