Cursor、エージェントがPCのアプリを操作する「Computer Use」を追加

CursorがPCのアプリを操作 新機能「Computer Use」 Cursorのアプリアイコン

Cursorは日本時間の2026年10月24日0時59分、公式Xでエージェントがパソコンのアプリを操作できる「Computer Use」を追加したと発表しました。これまでのブラウザに加えて、パソコンにあるほかのアプリも、クリックや文字の入力で動かせます。発表の例は、エージェントがiOSシミュレーターを操作して、自分で作った機能を試すというものです。公式の発表と、Cursorのリリースノートやドキュメントに書かれていることをまとめます。

この記事の要点

  • Cursorのエージェントが、ブラウザだけでなく、パソコンのどのアプリでもクリックや入力をして操作できるようになりました。
  • エージェントは、iOSシミュレーターのようなアプリを動かして、自分で作った機能を試せます。
  • 必要なときはCursorが自分で使います。プロンプトで「@Computer Use」と指定して使わせることもできます。
  • 使うには、Cursorを最新の版に更新します。
  • 対応するOS、プラン、料金、試験提供かどうかは、発表の時点で公式に書かれていません。
目次

何が発表されたか

Cursorの公式Xの発表は「Cursor can now control your computer.(Cursorが、あなたのパソコンを操作できるようになりました)」という一文から始まります。続く投稿の内容を訳してまとめます。

項目発表に書かれていること(訳)
発表2026年10月24日0時59分(日本時間)、Cursor公式X
名前Computer Use
できることエージェントが、ブラウザだけでなく、パソコンのどのアプリでもクリックや入力ができる
使い道の例iOSシミュレーターなどのデスクトップアプリを動かして、エージェントが作った機能を試す
使われ方作業に必要なときはCursorが自分で使う。プロンプトで「@Computer Use」と書いて頼むこともできる
始め方Cursorを更新する(ダウンロードのページへのリンクつき)

ブラウザの外のアプリも動かせる

Cursorのエージェントは、これまでもブラウザを開いて画面を操作し、作ったWebページが正しく動くかを確かめられました(ドキュメント「Browser」)。今回のComputer Useで、操作できる範囲がパソコンのほかのアプリにも広がります。

発表で例に挙がっているのは、iPhoneのアプリをパソコン上で動かすiOSシミュレーターです。エージェントがアプリを作ったあと、シミュレーターでボタンを押したり文字を入れたりして、思ったとおりに動くかを自分で確かめられます。発表には、その様子の動画(約21秒)がついています。

使い方

  • 自動で使う:作業にComputer Useが必要なときは、Cursorが自分で判断して使います。
  • 指定して使う:プロンプトの中で「@Computer Use」と書くと、Computer Useを使うよう頼めます。
  • 更新する:使うには、Cursorを最新の版に更新します。

Cursorのリリースノート(Agents Window)には、Computer Useに関する修正も載っています。10月9日の3.24では、macOSで「Enable Computer Use」の許可を求める画面が、許可が足りないあいだ何度も開いてしまう不具合が直りました。10月22日の3.27では、Computer Useの操作を、いま動いている作業がきちんと持ち続けるように直っています。

クラウドのエージェントでは先に提供

Cursorは2026年2月24日の公式ブログで、クラウドで動くエージェント(Cloud Agents)が自分専用の仮想のパソコンを操作し、作ったソフトを使って確かめたり、動画や画面の記録を残したりできるようにしたと発表していました。ドキュメントによると、自分で用意したマシン(Self-Hosted Machines)でも、macOSとLinuxでエージェントに画面を操作させられます。今回の発表は、クラウドではなく、自分のパソコン(your computer)をエージェントが操作するものです。

使う前に確かめたいこと

Computer Useを使うと、エージェントが自分のパソコンの画面を見て、ほかのアプリを動かします。開いているアプリに、仕事の資料や個人の情報が表示されていることもあります。使う前に、関係のないアプリやファイルを閉じておくと安心です。

macOSでは、Cursorのリリースノートにあるとおり、Computer Useを使うための許可を求める画面が出ます。どの許可を与えるかは、画面の案内をよく読んで決めてください。

公式に確認できたこと・未確認の情報

公式に確認できたこと

  • エージェントが、ブラウザ以外のアプリもクリックや入力で操作できるようになったこと(Cursor公式Xの発表)
  • iOSシミュレーターなどのアプリを動かして、作った機能を試せること(同)
  • 必要なときは自動で使い、「@Computer Use」で指定もできること。Cursorを更新すると使えること(同)
  • macOSの許可の画面などについての修正が、3.24と3.27で入っていること(Agents Windowのリリースノート)

未確認の情報

  • パソコンのCursorでComputer Useが使えるOS(macOS、Windows、Linuxのどれか)
  • 使えるプランと料金、使用量への数え方
  • 試験提供(ベータ)か、全員に提供されているか
  • Cursorの公式のChangelogやドキュメントでの説明(2026年10月24日(日本時間)時点で、パソコンのCursorのComputer Useについての項目はありません)

まとめ

Computer Useで、Cursorのエージェントはブラウザの外のアプリも動かせるようになりました。iOSシミュレーターでアプリを試すように、作ったものをエージェント自身が確かめるところまで任せやすくなります。一方で、対応するOSやプラン、料金はまだ公式に書かれていません。Changelogやドキュメントに説明が載ったら、あらためて確かめるのがおすすめです。

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2026年10月24日(日本時間)時点の情報をもとにしています。

出典

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