この調査の要点
- Googleトレンドで、直近4週(2026年9月20日〜10月11日の週)の平均を1年前の同じ時期と比べると、「AIモード」の検索人気は約3倍(2.95倍)になりました。
- 同じ期間で「Perplexity」は0.48倍、「Genspark」は0.60倍、「Felo」は0.25倍と、いずれも下がっています。
- AIモードはGoogleが日本語での提供を始めた2025年9月の週に急に上がり、2026年7月5日の週に5年間で最も高くなりました。
- Perplexityは2026年7月中旬に30前後から15前後へ下がり、Gensparkは2026年2月をピークに下がっています。
データ:Googleトレンド(日本・ウェブ検索)/取得日:2026年10月23日/対象:検索語「AIモード」「Perplexity」「Genspark」「Felo」/期間:2021年10月17日の週〜2026年10月11日の週
AIで答えを返す検索サービスは、日本でどれくらい調べられているのでしょうか。Google検索の「AIモード」と、AI検索のPerplexity、Genspark、Feloの4つを、Googleトレンドで比べました。日本のウェブ検索・すべてのカテゴリを対象に、4つの検索語を同時に比較しています。値は比較対象と期間の中の最大を100とする相対値で、過去5年の週ごとの値を使いました。
結論:AIモードは1年で約3倍、ほかの3つは下がった
- 直近4週の平均は、AIモードが69.3で、1年前の23.5の2.95倍です。
- Perplexityは29.0から14.0(0.48倍)、Gensparkは20.0から12.0(0.60倍)、Feloは4.0から1.0(0.25倍)に下がりました。
- 1年前の同じ時期は、AIモードの日本語での提供が始まった直後で、すでにPerplexityと近い水準でした。いまはAIモードがほかの3つを大きく上回っています。
- 調査範囲:検索語「AIモード」「Perplexity」「Genspark」「Felo」を対象に、日本のウェブ検索を2021年10月17日の週〜2026年10月11日の週で調べ、4つを同時に比較した相対値で比べています。
週ごとの検索人気(2021年〜)
4つの検索語を同時に比べた、週ごとの検索人気です。目盛りの最大は、AIモードの2026年7月5日の週の100です。

AIモードは、2025年8月までは0〜3でした。Googleが日本語での提供を始めた2025年9月9日を含む週に54まで上がり、その後いったん20台に下がったあと、2025年11月から再び上がりました。2026年は60〜100で推移しています。
| 検索語 | 最も高かった週 | 値 |
|---|---|---|
| AIモード | 2026年7月5日の週 | 100 |
| Perplexity | 2025年2月16日の週 | 53 |
| Genspark | 2026年2月15日の週 | 47 |
| Felo | 2024年11月10日の週 | 22 |
Perplexityは2025年2月16日の週の53が最も高く、2026年6月までは30〜40前後でしたが、7月中旬に15前後へ下がりました。Gensparkは2026年2月15日の週の47が最も高く、その後は下がって、直近は10台前半です。Feloは2024年11月10日の週の22が最も高く、2026年は1〜3にとどまります。
直近4週と1年前の比較
集計途中の10月18日の週を除いた直近4週と、1年前の同じ4週の平均を比べました。

| 検索語 | 1年前(2025年9月21日〜10月12日の週) | 直近(2026年9月20日〜10月11日の週) | 倍率 |
|---|---|---|---|
| AIモード | 23.5 | 69.3 | 2.95倍 |
| Perplexity | 29.0 | 14.0 | 0.48倍 |
| Genspark | 20.0 | 12.0 | 0.60倍 |
| Felo | 4.0 | 1.0 | 0.25倍 |
四半期ごとの平均
3か月ごとに週の値を平均すると、次のようになります。
| 検索語 | 2024年10〜12月 | 2025年4〜6月 | 2025年10〜12月 | 2026年4〜6月 | 2026年7〜9月 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIモード | 0.9 | 1.8 | 34.3 | 69.6 | 74.1 |
| Perplexity | 27.2 | 37.9 | 31.8 | 34.8 | 16.1 |
| Genspark | 9.3 | 20.8 | 20.1 | 31.8 | 19.2 |
| Felo | 12.2 | 9.5 | 3.4 | 2.2 | 1.4 |
AIモードは2025年10〜12月にPerplexityを上回り、2026年7〜9月は74.1でした。Perplexityは2026年4〜6月の34.8から7〜9月は16.1へ、Gensparkは31.8から19.2へ下がっています。
マーケターが押さえておきたいこと
- 日本では、AIで答えを返す検索として、GoogleのAIモードへの関心が大きく伸びています。AI検索への対策を考えるときは、まずGoogle検索の中のAIモードでの見え方を確かめるのが近道です。
- PerplexityやGensparkの検索人気が下がっていても、使う人がいなくなったわけではありません。サービス名で検索せず、アプリやブックマークから直接使う人もいます。
- 検索人気の変化の理由は、このデータからはわかりません。各サービスの公式の発表とあわせて読むことが大切です。
読むときの注意点
- 数値は検索数そのものではなく、比べた4つと期間の中で最大の時点を100とした相対値で、利用者数や利用率を示しません。
- 「AIモード」は、Google検索の機能だけでなく、カメラや家電、ゲームなどの「AIモード」の検索も含む可能性があります。ただし、Googleが日本語での提供を始める前の2025年8月までは0〜3だったため、いまの値の多くはGoogleのAIモードに関する検索とみられます。
- Perplexity、Genspark、Feloは英語の表記だけを調べており、カタカナの表記(「パープレキシティ」など)は含みません。
- 2026年の週ごとのデータは10月11日の週までで、集計途中の10月18日の週は除きました。
調査の方法
- Googleトレンドで、日本・ウェブ検索・すべてのカテゴリ・過去5年を指定し、2026年10月23日に週ごとのデータを取得しました。週は日曜始まりです。
- 検索語「AIモード」「Perplexity」「Genspark」「Felo」の4つを同時に比較しました。
- 直近4週(2026年9月20日・27日・10月4日・11日の週)と、1年前の4週(2025年9月21日・28日・10月5日・12日の週)の平均を比べ、倍率は直近÷1年前で計算しました。
- 四半期ごとの平均は、各四半期に含まれる週の値の平均です。
出典
- Googleトレンド Googleトレンド(日本・過去5年、AIモード・Perplexity・Genspark・Feloの比較)
- Google Japan Blog「Google 検索の AI モードを日本語で提供開始します」(2025年9月9日)


