この調査の要点
- 2026年4月1日〜10月17日の200日間に、今回調べた6社(OpenAI・Anthropic・Google・xAI・DeepSeek・Meta)は新しいモデルを合計58回発表し、モデルの数では75にのぼりました。6社のどこかが、平均で約3.4日に1回、新モデルを出していた計算です。
- 発表回数が最も多かったのはGoogleの17回(23モデル)で、OpenAIの10回(19モデル)が続きます。Anthropicは9回すべてが文章生成のモデルでした。
- 月別では9月が16回で最多、5月と6月はそれぞれ4回でした。9月は6社すべてが少なくとも1回は新モデルを発表しています。
集計日:2026年10月18日/出典:各社の公式リリースノート・公式ブログ/元データ:記事末尾からCSVでダウンロードできます
生成AIの新しいモデルは、毎週のように発表されています。では、実際にはどの会社が、どれくらいの間隔で新モデルを出しているのでしょうか。この記事では、主要6社の公式リリースノートと公式ブログに載っている新モデルの発表を、2026年4月から10月17日まで月別に数えました。
目次
結論:6社合計で200日間に58回、Googleが最多
- 今回調べた期間では、6社合計で58回の発表があり、1回の発表で複数のモデルが出ることも多いため、モデルの数は75でした。
- Googleは文章生成のほか、音声(読み上げ・文字起こし・音楽)や画像・動画のモデルも多く、種類の幅が最も広い会社でした。
- OpenAIは19モデルのうち7つが音声、3つが画像のモデルで、文章生成のモデルは9つでした。
- 文章生成のモデルだけで見ると、Googleが11、OpenAIとAnthropicが9、Metaが8、DeepSeekが6、xAIが4でした。
- 発表の多い月と少ない月の差は大きく、9月(16回)は5月・6月(各4回)の4倍でした。
月別の発表回数
6社の新モデルの発表を月ごとに数え、会社別に色分けしました。同じ日にまとめて発表された複数のモデルは、1回として数えています。

| 月 | 発表回数 | モデル数 | 最も多かった会社 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 9回 | 12モデル | Google(3回) |
| 5月 | 4回 | 6モデル | Google・OpenAI・Anthropic・xAI(1回) |
| 6月 | 4回 | 4モデル | Google・Anthropic(2回) |
| 7月 | 11回 | 17モデル | OpenAI(3回) |
| 8月 | 7回 | 8モデル | Google(3回) |
| 9月 | 16回 | 20モデル | Google・OpenAI(4回) |
| 10月(1〜17日) | 7回 | 8モデル | Google・Meta(2回) |
7月と9月は、OpenAI・Google・Anthropic・xAIなどが相次いで主力モデルを出したため、件数が増えました。9月はOpenAIが4回(GPT-6 AstraやGPT-6 Solなど)、Googleが4回(Gemini 3.8 Flashや音声モデルなど)、Anthropicが3回(Claude Opus 5.5など)と、上位3社がそろって多くなっています。
会社別の発表回数とモデルの種類

| 会社 | 発表回数 | モデル数 | うち文章生成 |
|---|---|---|---|
| 17回 | 23モデル | 11モデル | |
| OpenAI | 10回 | 19モデル | 9モデル |
| Anthropic | 9回 | 9モデル | 9モデル |
| Meta | 9回 | 10モデル | 8モデル |
| xAI | 8回 | 8モデル | 4モデル |
| DeepSeek | 5回 | 6モデル | 6モデル |
- Google:オープンモデルのGemma 4、ロボット向けのGemini Robotics-ER、読み上げや文字起こし、音楽生成のLyriaなど、種類が幅広いのが特徴です。10月13日には主力のGemini 4 Argonを公開しました。
- OpenAI:4月のGPT-5.5、7月のGPT-5.6(Sol・Terra・Luna)、9月のGPT-6系と、主力の文章生成モデルを2〜3か月おきに出しています。リアルタイム音声や文字起こしのモデルも多く出しました。
- Anthropic:9回すべてが文章生成のモデルで、Opus・Sonnet・Haiku・Fableの各シリーズを順に更新しています。8月を除くすべての月に発表がありました。
- Meta:4月にMuse Sparkを公開したあと、7月以降は毎月2回のペースで発表しています。10月にはMuse Wonderと、重みを公開したMuse Spark Openを出しました。
- xAI:8回のうち4回が音声モデル(Grok Voiceなど)で、文章生成ではGrok 4.5・4.6・4.7を7〜9月に続けて出しました。
- DeepSeek:4月のDeepSeek-V4(FlashとPro)のあと、5月・6月は発表がなく、7月以降は日付つきの更新版を含めて毎月1回、新しい版を出しています。
新モデルの発表一覧
発表日は各社の公式記録に載っている日付です(日本時間に換算していません)。モデル名のリンク先が、確認した公式ページです。
読むときの注意点
- 数えたのは、各社が公式のリリースノートや公式ブログで「利用できる」と示した新モデルです。研究成果の発表だけのもの、一部の企業や研究者だけに提供されたもの、利用開始前の予告は含みません。
- チャットアプリ(ChatGPTなど)だけで先に提供されたモデルは、公式のアプリ向けリリースノートで日付を確かめられなかったものを数えていません。そのため、アプリ向けの音声モデルなどは実際より少なく出ている可能性があります。
- 会社ごとにリリースノートに載せる範囲が違います。たとえばGoogleのGemini APIのリリースノートには、Gemmaやロボット向けのモデルも載っています。発表回数は、各社の「公式記録の多さ」として読んでください。
- 2026年10月は17日までの集計です。
調査の方法
- 対象期間:2026年4月1日〜10月17日(200日間)。
- 対象:OpenAI、Anthropic、Google、xAI、DeepSeek、Metaの6社。各社の開発者向けリリースノートを基本とし、リリースノートのないMetaは公式ブログの公開日で数えました。
- 数え方:新しい名前のモデル(版番号が変わったものを含む)が初めて一般に利用できるようになった日に、1モデルとして数えました。プレビュー版から正式版への移行、提供地域の拡大、別名の追加は数えていません。DeepSeekの日付つきの更新版(-0731、-1017)は「更新版」として含めています。
- 発表回数:同じ発表の中で出た複数のモデル(例:GPT-5.5とGPT-5.5 Pro)は1回として数えました。
- 種類:文章を出力するモデル(画像の読み取りやロボット向けを含む)を「文章生成」、音声の読み上げ・文字起こし・音楽を「音声」、画像・動画の生成を「画像」「動画」に分けました。
- 照合:当サイトの各社アップデートまとめ(ChatGPT・Claude・Gemini・Grok・Muse・DeepSeek)の記載と照らし合わせ、公式記録で日付を確かめられたものだけを集計に使いました。
- 確認日:2026年10月18日(日本時間)。
元データ・出典
- OpenAI:OpenAI API Changelog(確認日:2026年10月18日)
- Anthropic:Claude Platform Release notes(確認日:2026年10月18日)
- Google:Gemini API Release notes(確認日:2026年10月18日)
- xAI:xAI Release Notes(確認日:2026年10月18日)
- DeepSeek:DeepSeek API Docs「Change Log」(確認日:2026年10月18日)
- Meta:Meta AI Research Blog・AI at Meta Blog(確認日:2026年10月18日)
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