Anthropicは日本時間2026年10月31日、Claudeの個人向け上位プラン「Max」の名前を変えると発表した。これまでのMax 5xは「Max」、Max 20xは「Ultra」になる。料金はMaxが月100ドル、Ultraが月200ドルで変わらず、契約中の人は何もしなくてよい。あわせて、認証済みのUltraアカウントでは5時間ごとの利用上限をなくした。開発者向けには、Claude Opus 4.8のfast mode(高速モード)を2026年11月30日で終えることも案内している。
この記事の要点(3行)
- Max 5xは「Max」(月100ドル)、Max 20xは「Ultra」(月200ドル)に名前が変わった。料金は据え置きで、今の契約者は自動で新しいプラン名に移る
- 認証済みのUltraアカウントは5時間ごとの上限がなくなった。既存の契約者の多くから順に適用し、新しいアカウントは認証が済むまで一時的な上限が残る。週の上限は変わらない
- APIでは、Claude Opus 4.8のfast modeが非推奨になり、2026年11月30日に提供を終える。fast modeを使い続けるにはClaude Opus 5.5への移行が必要
Max 5xは「Max」、Max 20xは「Ultra」に
Claudeの公式Xアカウント(@claudeai)の投稿によると、変更点は名前だけで、料金は変わらない。Claudeヘルプセンターの「What is the Ultra plan?」でも、UltraはMax 20xの新しい名前で、Max 20xの契約者は料金を変えずに自動でUltraへ移ると説明している。

料金ページとヘルプセンターに載っている、2つのプランの主な中身は次のとおり。
| Max(旧Max 5x) | Ultra(旧Max 20x) | |
|---|---|---|
| 料金(Web) | 月100ドル | 月200ドル |
| 5時間ごとの上限 | Proの5倍 | なし(認証済みのアカウント) |
| 週の上限 | Proの5倍 | Proの10倍 |
| 毎月のAPIクレジット | 月100ドル分 | 月200ドル分 |
| 支払い | 月払いのみ | 月払いのみ |
料金はWebで契約した場合のもので、モバイルアプリから契約すると異なる場合がある。MaxからUltraへのアップグレードは日割りで請求される。
Ultraは5時間の上限なし、ただし「認証済み」が条件
Ultraの一番大きな変更は、5時間ごとの利用上限がなくなったことだ。@claudeaiの投稿では、既存の契約者の多くから当日のうちに適用を始め、新しいアカウントは認証が済むまで一時的な上限が残るとしている。この一時的な上限は不正利用を防ぐためのもので、外れたときはメールで知らされる。
ヘルプセンターによると、未認証のアカウントに付く一時的な上限は、条件を満たすと自動で外れる。契約時の電話番号の確認だけでは外れない点に注意したい。自分のアカウントが認証済みかどうかは、設定の「使用量(Usage)」で確かめられる。「Current session」のバーが表示されていなければ、5時間の上限は外れている。

週の上限は残る
5時間の上限がなくなっても、週の上限は変わらない。Ultraには、すべてのモデルを合わせた週の上限と、Fableモデル用の別の週の上限がある。料金ページでは、Fableを使える量はMax・Ultraとも週の上限の50%までとされている。
APIのOpus 4.8 fast modeは11月30日で終了
同じ10月30日(米国時間)、Claude Platformのリリースノートでは、Claude Opus 4.8のfast modeを非推奨にしたと案内した。提供は2026年11月30日で終わり、その後にclaude-opus-4-8へspeed: "fast"を付けて送ったリクエストはエラーになる。fast modeを使い続けたい場合は、Claude Opus 5.5へ移る必要がある。

fast modeは、同じモデルを速い推論の設定で動かし、出力の速さ(1秒あたりの出力トークン数)を最大2.5倍にするAPIの機能だ。賢さや機能は変わらず、料金は通常より高い。公式ドキュメントでは、Claude Opus 5.5のfast modeは正式に提供されていてベータ用のヘッダーが要らないのに対し、Claude Opus 4.8とClaude Opus 5はリサーチプレビューの扱いになっている。fast modeの料金は、100万トークンあたり入力・出力の順に、Opus 5.5が8ドル・40ドル、Opus 4.8が10ドル・50ドルとされている。
利用者・開発者向けの読みどころ
- Max・Ultraの契約者は手続き不要:名前が変わるだけで、料金も週の上限も変わらない。請求書や社内の経費の申請でプラン名が変わる点だけ気をつけたい
- Ultraで5時間の上限が外れたかは「使用量」で確認:「Current session」のバーが消えていれば適用済み。新しく契約した人は、認証が済むまで一時的な上限が残る
- 長い作業を続けるならUltraが選びやすく:料金ページではUltraを「For your longest tasks(いちばん長い作業向け)」と位置づけている。5時間ごとに止まらない一方、週の上限には引き続き注意が必要
- APIでOpus 4.8のfast modeを使っている開発者は11月30日までに移行:期限を過ぎるとエラーになる。Opus 5.5へ切り替え、fast modeの料金や動作を事前に確かめておきたい
注意点・補足
- Ultraの5時間の上限の撤廃は、既存の契約者の多くから順に適用するとしており、すべてのアカウントに一度に適用されるわけではない
- Claudeアプリのリリースノート(ヘルプセンター)には、この記事を書いた時点ではプラン名の変更の項目はまだ載っていない
- 料金はWebで契約した場合のもので、税金は含まない。モバイルアプリからの契約では異なる場合がある
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出典
- Claude(@claudeai)— Max 5xを「Max」、Max 20xを「Ultra」に改名する投稿(日本時間2026年10月31日)
- Claudeヘルプセンター — What is the Ultra plan?
- Claudeヘルプセンター — What is the Max plan?
- Claude — Plans & pricing
- Claude Platform — Release notes(2026年10月30日の項目)
- Claude Platform — Fast mode


