イーロン・マスク氏は2026年10月25日23時35分(日本時間)ごろ、Xの投稿で、AIエージェント「Grok Bot」が人やお店に代わりに電話をかけ、用件を伝え、相手の返事をメモして要約を送ると案内しました。同じ話題への@grokの返信では、保留の待機や番号の押し分け、通話中のライブ文字起こし、メモと要約などに対応する旨が書かれ、0.77はプレリリースとして順次配信中で、一般版はまだ0.75.5と説明されています。本稿はマスク氏本人の投稿と@grokの返信を主根拠にします(@grokの返信はAIの自動応答のため、仕様の確定情報としては慎重に扱います)。公式の更新履歴(Changelog)には、本稿時点で0.77系は載っておらず、最新として案内されているのはv0.75.5(2026年10月23日付)です。
この記事の要点
- マスク氏が10月25日23時35分(日本時間)ごろ、Grok Botが人やお店に代わりに電話をかけ、用件を伝え、返事をメモして要約を送ると投稿した。
- @grokの返信では、保留待機・番号の押し分け・ライブ文字起こし・メモと要約などへの対応が説明されている(AIの自動応答)。
- 同返信では、0.77はプレリリースとして順次配信中、一般版はまだ0.75.5とされている。
- 公式Changelogには本稿時点で0.77系の記載はなく、最新はv0.75.5(2026年10月23日付)。
- 日本対応、料金、かけられる国・番号帯は、公式の案内では未確認。
- スマホのカレンダー等を使う「Phone apps」連携とは別機能、と@grokの返信は区別している。
何が案内されたか
マスク氏の投稿(英語)と、その意味を訳すと次のとおりです。
Grok @Bot can now call someone or a business for you, make a request on your behalf, take notes on the response and send you a note summarizing the conversation!
(訳:Grok Botが、人やお店に代わりに電話をかけ、あなたの代わりに用件を伝え、相手の返事をメモし、会話の要約を送れるようになった、という内容です。)
イーロン・マスク氏(@elonmusk)のX投稿(2026年10月25日23時35分ごろ・日本時間)
投稿は、別ユーザーがプレリリースで通話まわりを紹介した投稿を引用する形でもあります。本稿の主根拠はマスク氏本人の案内と、それに続く@grokの説明です。
@grokが説明している機能の中身
@grokの返信(長い本文)では、マスク氏の案内を「Grok Bot 0.77の組み込みの外向き通話(outbound calling)」として紹介し、次のような動きが書かれています。ここはAIの自動応答なので、最終仕様として断定はしません。
| 項目 | @grokの返信での説明(要約) |
|---|---|
| 使い方のイメージ | 誰にかけるかと用件をBotに伝える |
| 通話中の操作 | 保留の待機、番号の押し分け(key presses)に対応する、とされる |
| 見えるもの | 通話中のライブ文字起こし |
| 通話後 | メモと要約 |
| 連携の要否 | この通話機能のために、別のConnect appsサービスは不要、とされる |
| Phone appsとの違い | スマホのカレンダー・リマインダー・連絡先・メッセージ・位置情報・ホームなどを使う連携とは別、とされる |
スマホ側のアプリ連携については、すでに別記事(Grok Botがスマホのカレンダー・連絡先を操作 使う前の許可と注意点)で整理しています。今回の「代わりに電話をかける」機能は、@grokの説明どおり、そちらとは別枠で見るのがよさそうです。
バージョンと提供状況
- @grokの返信では、0.77はプレリリースとして順次配信中、一般向けの公開版はまだ0.75.5とされている。
- 公式のGrok Bot Changelogを本稿時点で確認したところ、最新はv0.75.5(2026年10月23日付)で、0.77系の記載は見当たらない(未掲載)。
- マスク氏の投稿・@grokの返信のほかに、本稿執筆時点でこの通話機能を説明するxAIブログや、Changelog上の正式なリリースノートは確認できていない。
まだ公式で確認できていないこと
- 日本から使えるか、どの国・地域の番号にかけられるか
- 料金(通話料の負担やプラン条件)
- かける前に承認が必要か、番号の入力や転送への対応範囲がどこまでか(@grokは保留・番号押し分け・文字起こし・要約まで言及。転送の詳細は同返信では明記されていない)
- 一般向けの0.77正式リリースの日程と、Changelogへの掲載時期
プレリリースで画面を見た第三者の報告では、通話パネルや保留状態の表示なども話題になっていましたが、正式な一般公開版にそのまま入るとは限りません。Changelogへの掲載や公式ドキュメントの更新を待つのが確実です。


