日本のPCが49.3%、スマホとの差は0.9ポイントに スマホのiOSは53.9%に低下【StatCounter・2026年10月】

AB通信のアイキャッチ。StatCounterの2026年10月の数字で、日本のPCの割合が49.3%、スマホが48.4%になり、差が0.9ポイントに縮まったことを示す
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この記事の要約

StatCounter Global Statsの2026年10月の数字で、日本のPCの割合は49.3%、スマホは48.4%となり、差は0.9ポイントまで縮まりました。スマホのOSはiOSが9月の60.5%から53.9%に下がり、Androidが46.1%に増えています。世界ではスマホが60.0%を占めており、PCとスマホがほぼ半々の日本とは形が大きく違います。

データ:StatCounter Global Stats(デバイス別・OS別・スマホのメーカー別、月次)/取得日:2026年11月2日

日本のWebアクセスは、PCとスマホのどちらが多いのでしょうか。2026年9月の数字をまとめた記事の続きとして、StatCounter Global Statsの2026年10月の数字を見ました。10月の日本はPCが49.3%、スマホが48.4%で、PCがわずかに上回っています。スマホの中では、iOSの割合が下がり、Androidの割合が上がりました。

結論:PCとスマホはほぼ半々、スマホではAndroidが増えた

  • 2026年10月の日本は、PCが49.3%、スマホが48.4%、タブレットが2.3%です。PCがスマホを上回る状態は続いていますが、差は0.9ポイントです。
  • 全デバイスのOSは、Windowsが36.1%、iOSが29.1%、Androidが24.3%です。Androidは9月の20.2%から4.1ポイント増えました。
  • スマホのOSはiOSが53.9%、Androidが46.1%です。1年前(2025年10月)はiOSが59.5%でした。
  • PCのOSは、Windows 11が54.8%、Windows 10が14.0%です。
  • StatCounterの日本の数字は、月ごとの上下が大きく出ることがあります。たとえばPCの割合は、8月の62.1%から9月は51.8%、10月は49.3%と動いています。1か月の数字だけで大きな流れを決めず、数か月続けて見ることが大切です。
  • 10月の数字は、月が終わったあとの11月2日に取得した値です。StatCounterは公開後45日間は数字を見直すことがあり、あとから変わる可能性があります。

デバイス別:PCは49.3%、スマホは48.4%

日本のデバイス別シェアの推移のグラフ。2026年10月はPCが49.3%、スマホが48.4%、タブレットが2.3%
出典:StatCounter Global Stats(日本)
年月PCスマホタブレット
2024年10月56.1%41.6%2.3%
2025年4月49.8%47.7%2.4%
2025年8月48.2%49.5%2.2%
2025年10月52.9%44.9%2.1%
2026年4月52.1%45.8%2.0%
2026年8月62.1%35.9%1.9%
2026年9月51.8%45.7%2.4%
2026年10月49.3%48.4%2.3%
出典:StatCounter Global Stats(日本・デバイス別)

10月のスマホの48.4%は、StatCounterの日本の数字で4番目に高い値です。これより高かったのは、2021年3月、4月と2025年8月だけです。2025年8月はスマホ(49.5%)がPC(48.2%)を上回りました。PCが50%を下回ったのは、2025年4月・8月、2026年1月に続いて、この1年半で4回目です。

一方で、2026年5月〜8月はPCの割合が高く、8月は62.1%でした。直近12か月(2025年11月〜2026年10月)の平均はPCが53.6%、スマホが44.3%です。月ごとの数字は大きく上下しているため、10月の数字がこの先も続くかはまだ分かりません。

地域PC(9月)PC(10月)スマホ(9月)スマホ(10月)タブレット(10月)
日本51.8%49.3%45.7%48.4%2.3%
世界39.2%38.3%59.0%60.0%1.6%
出典:StatCounter Global Stats(日本)、同(世界)

世界は、スマホが60.0%、PCが38.3%です。世界ではスマホが6割を占めており、PCとスマホがほぼ半々の日本とは大きく違います。

OS別(全デバイス):Windows 36.1%、iOS 29.1%、Android 24.3%

日本のOS別シェア(全デバイス)を2026年9月と10月で比べた棒グラフ。10月はWindowsが36.1%、iOSが29.1%、Androidが24.3%、macOSが7.5%
出典:StatCounter Global Stats(日本・全デバイス)
OS2025年10月2026年9月2026年10月9月からの差
Windows37.0%38.1%36.1%-2.0ポイント
iOS32.2%31.4%29.1%-2.3ポイント
Android21.2%20.2%24.3%+4.1ポイント
macOS7.9%7.3%7.5%+0.2ポイント
Linux1.1%2.6%2.6%0.0ポイント
出典:StatCounter Global Stats(日本・全デバイス)。macOSは「OS X」と「macOS」の合計

全デバイスでは、Windowsが36.1%で首位です。Androidは9月の20.2%から24.3%に増え、iOS(29.1%)との差が縮まりました。世界はAndroidが44.7%で首位、Windowsが28.9%、iOSが17.5%です。

スマホのOS:iOSが53.9%に下がる

日本のスマホのOSシェアの推移のグラフ。2026年10月はiOSが53.9%、Androidが46.1%
出典:StatCounter Global Stats(日本・スマホ)
地域・年月iOSAndroid
日本(2025年10月)59.5%40.3%
日本(2026年9月)60.5%39.5%
日本(2026年10月)53.9%46.1%
世界(2026年9月)30.7%69.3%
世界(2026年10月)27.6%72.4%
出典:StatCounter Global Stats(日本)、同(世界)

日本のスマホのiOSは53.9%で、9月の60.5%から6.6ポイント下がりました。StatCounterの日本の数字では、2013年3月(53.5%)以来の低い値です。ここ2年ほどのiOSは、約57%〜65%の間で動いていました。それでも、世界のiOS(27.6%)の約2倍で、日本はiPhoneの割合が高い国であることに変わりはありません。

スマホのメーカー別:Appleが53.9%、Samsungが10.8%

日本のスマホのメーカー別シェアを2026年9月と10月で比べた棒グラフ。10月はAppleが53.9%、Samsungが10.8%、Xiaomiが8.0%、Googleが7.4%
出典:StatCounter Global Stats(日本・スマホ)
メーカー2025年10月2026年9月2026年10月9月からの差
Apple59.5%60.5%53.9%-6.6ポイント
Samsung7.2%6.6%10.8%+4.2ポイント
Xiaomi4.6%4.6%8.0%+3.3ポイント
Google10.3%8.0%7.4%-0.5ポイント
Sony3.2%4.5%4.7%+0.2ポイント
Sharp0.4%1.8%2.1%+0.3ポイント
出典:StatCounter Global Stats(日本・スマホ)

Appleは53.9%で、スマホのiOSの割合と同じ動きです。Androidのメーカーでは、Samsungが6.6%から10.8%、Xiaomiが4.6%から8.0%に増えました。Google(Pixel)は7.4%、Sonyは4.7%、Sharpは2.1%です。メーカーが分からない「Unknown」は4.6%から2.6%に減っています。世界はAppleが27.6%、Samsungが22.7%、Xiaomiが11.8%です。

PCのOS:Windows 11が54.8%

OS2025年10月2026年9月2026年10月
Windows 1138.6%53.2%54.8%
Windows 1025.4%14.4%14.0%
macOS13.9%13.1%14.4%
Linux1.8%4.7%5.0%
ChromeOS0.7%0.7%0.8%
不明18.4%13.1%10.3%
出典:StatCounter Global Stats(日本・PC)。macOSは「OS X」と「macOS」の合計

日本のPCでは、Windows 11が54.8%、Windows 10が14.0%です。1年前はWindows 11が38.6%、Windows 10が25.4%でした。Windowsの中だけで見ると、10月はWindows 11が78.7%、Windows 10が20.1%です。OSを判別できない「不明」は10.3%あり、Windowsの各バージョンの数字は実際より少し低く出ている可能性があります。

この数字について

StatCounterの数字は、計測タグが入った世界の多くのサイトへのページビューをもとにした割合です。利用者の数や、端末の出荷台数・保有台数ではありません。また、アプリの中での利用は含まれず、Webブラウザでの閲覧が対象です。日本の数字は、StatCounterを入れているサイトの顔ぶれや、月ごとのアクセスの増減に左右されやすく、1か月で数ポイント動くことがあります。

マーケターにとっての意味

日本では、PCとスマホがほぼ半々という状態が続いています。サイトの表示や入力フォームは、どちらかに絞らず、PCとスマホの両方で確かめておく必要があります。スマホの中ではAndroidの割合が増えているため、iPhoneのSafariだけでなく、AndroidのChromeでの表示も確認しておくと安心です。ただし、StatCounterの数字は自社サイトの数字とは違います。自社のアクセス解析で、デバイスやOSの割合が同じように動いているかをあわせて見るとよいでしょう。

調査の方法

  • データ:StatCounter Global Statsの「Desktop vs Mobile vs Tablet Market Share」「Operating System Market Share」「Mobile Vendor Market Share」「Windows Version Market Share」(いずれも月次)。日本と世界の数字を取得しました。
  • 期間:デバイス別とスマホのOSは2009年1月〜2026年10月、そのほかは2024年9月〜2026年10月です。
  • 取得日:2026年11月2日(10月が終わったあとの値)。StatCounterのサイトのグラフと同じ月次の数字を使いました。StatCounterは公開後45日間は数字を見直すことがあり、あとから変わる可能性があります。
  • 9月の数字は、前回の記事で使ったデータ(2026年10月17日取得)と同じ値でした。四捨五入のしかたの違いで、前回の記事と0.1ポイント違って見える項目があります(全デバイスのWindowsの9月:前回38.0%、今回38.1%。元の値は38.05%)。
  • 本文の割合は小数点以下第2位を四捨五入しています。差(ポイント)は四捨五入する前の数字から計算しています。データはCC BY-SA 3.0で公開されています。

出典

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更新履歴

  • 2026年11月2日:初版
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