平山 大樹 AB通信 運営責任者
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この記事の要約
OpenAIが開発者向けの公式変更履歴に載せた2026年10月の更新を、日付順にまとめました。新しいモデルのGPT-6.1 TerraとGPT-6 Rosalind、文章や画像を型の決まった答えに変える「Decisions API」のベータ公開から正式提供まで、12時間のプロンプトキャッシュ、利用段階の5段から3段への整理などがありました。API料金や運用に関わるものが多い月です。

10月の更新一覧(公式Changelog)
| 日付 | 分野 | 内容 |
|---|---|---|
| 10/5 | 組織設定 | API組織の設定画面から、HIPAA対応のための標準BAAに同意して有効にできるように(対象組織のみ) |
| 10/6 | 利用段階 | APIの利用段階を5つから3つ(Build・Launch・Grow)に整理。購入額に応じて自動で上がる |
| 10/6 | Decisions API | gpt-6-lunaでDecisions APIをベータ公開。Responses APIより10倍速く、型の決まった答えを返す |
| 10/7 | モデル | chat-latestのスナップショットを更新(ChatGPTで使われている最新モデルを指す) |
| 10/8 | 速度 | Responses APIでGPT-6.1 SolのUltrafastモードが使えるように |
| 10/9 | Agents API | ホスト型サンドボックスの事前起動に対応。サンドボックスの計算は、動いているターンの間だけ課金に |
| 10/15 | GPT-Live | GPT-LiveにDecisionsを組み込み。話している途中でもアプリが判断して動ける |
| 10/16 | Agents API | サンドボックスに表計算・スライド・Word文書を作るArtifact SDKとスキルを追加。Ultrafastモードも |
| 10/16 | 音声 | 文章の説明から声を作る機能を全API利用者に公開。日本語の声(Harema・Shida)など9種を追加 |
| 10/20 | 料金 | 12時間のプロンプトキャッシュを選べるように。書き込みは入力料金の2.5倍 |
| 10/21 | 管理 | プロジェクトごとに使える処理段階(service tier)を設定画面で制限できるように |
| 10/22 | Decisions API | gpt-6-lunaで正式提供。1回で聞ける質問が200問から400問に。キャッシュ割引や画像・JSONの直接入力にも対応 |
| 10/26 | モデル | GPT-6.1 Terraを公開。画像の理解、PC操作、自然な文章に強い、速く効率的なモデル |
| 10/28 | 特典 | 対象のChatGPT ProとBusinessの契約者が、月に最大500ドルのAPIクレジットを受け取れるように |
| 10/30 | モデル | 生命科学の研究向けGPT-6 Rosalindを公開。承認された組織だけが使える |
各項目の詳細は公式Changelogで確認できます(日付は公式の表記どおり)。
マーケ・Web担当者が押さえたい3つ
- 料金:12時間キャッシュは、同じ指示文を何時間もあけて使い回す処理(毎日のレポート作成など)で入力料金を下げられる
- 判定の自動化:Decisions APIは、問い合わせの仕分けや記事チェックのように「はい/いいえ」「どれか1つ」で答えれば済む処理に向く。Perplexityにも同じ名前の別製品がある
- ChatGPTの契約特典:ProやBusinessを契約していれば、APIを試すクレジットを受け取れるか確かめておく
出典
- OpenAI Developers Changelog(2026年11月5日確認)
更新履歴
- 2026年11月5日:初版


