「クロール済み – インデックス未登録」の説明、Googleが更新

Search Consoleの「クロール済み - インデックス未登録」の説明が変わった。必ずしも対応が必要な問題ではない、重要なページはURL検査などで診断。英語版ヘルプで文面を更新
平山 大樹(AB通信 運営責任者)

平山 大樹 AB通信 運営責任者

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この記事の要約

Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートに出る「クロール済み – インデックス未登録」について、Googleが英語版ヘルプの説明を書き換えました。新しい説明では、Googleはウェブ上のすべてのページをインデックスするわけではなく、多くのサイトでよく出るメッセージで、必ずしも対応が必要な問題ではないと明記しています。重要なページに出ている場合は、URL検査ツールなどで問題がないか診断するよう案内しています。以前あった「クロールの再リクエストは不要」という一文はなくなりました。日本語版のヘルプは、11月4日時点で以前の文面のままです。

出典:Search Console ヘルプ(英語版・日本語版)、Internet Archiveの保存版、Search Engine Roundtable(記事末の「出典」に一覧)

ヘルプの説明が3段落に

変更に気づいたのは、米国のSEOニュースサイトSearch Engine Roundtableです。11月3日の記事で、Googleがこの項目の説明を更新したと伝えました。

AB通信は、現在の英語版ヘルプ(11月4日確認)と、Internet Archiveに10月26日(日本時間13時18分)に保存された以前の英語版ヘルプを比べました。以前の説明は2文だけでしたが、いまは3段落になっています。

図解:「クロール済み - インデックス未登録」の英語版ヘルプの比較。以前(10月26日の保存版)は、クロールしたがインデックスしていない、今後登録されるかはわからない、クロールの再リクエストは不要の2文だけ。現在(11月4日確認)は、Googleはすべてのページをインデックスするわけではない、よく出るもので必ずしも対応は必要ない、重要なページならURL検査などで診断、サイト全体の不具合が疑われたら報告フォーム。再リクエスト不要の一文はなくなり、日本語版ヘルプは11月4日時点で以前の文面のまま
Search Console ヘルプ(英語版)の現在の文面と、Internet Archiveに保存された10月26日の文面をもとにAB通信が作成
以前(10月26日の保存版)現在(11月4日確認)
状態の説明Googleによってクロールされたが、インデックスに登録されていない同じ
今後どうなるか今後インデックスに登録されるかもしれないし、されないかもしれない(記述なし)
よくあることか(記述なし)Googleはウェブ上のすべてのページをインデックスするわけではない。多くのサイトでよく出るメッセージで、必ずしも対応が必要な問題があることを示すものではない
再リクエストこのURLのクロールを再びリクエストする必要はない(記述なし)
重要なページなら(記述なし)URL検査ツールなどで、ページが表示されない原因がサイトにないか診断する(例:Googleのクローラーをブロックしている)
不具合が疑われたら(記述なし)十分に診断したうえで、サイト全体でインデックス登録に問題があり不具合が疑われるなら、報告フォームを使う
「クロール済み – インデックス未登録」の説明の比較(英語版ヘルプをAB通信が訳して作成)

新しい説明の原文と訳

現在の英語版ヘルプの説明は次のとおりです(訳はAB通信)。

  • The page was crawled by Google but not indexed. Google doesn’t index all pages across the web, so this is a common message for many sites and doesn’t necessarily indicate an issue that needs attention.
    (ページはGoogleによってクロールされましたが、インデックスに登録されていません。Googleはウェブ上のすべてのページをインデックスに登録するわけではないため、これは多くのサイトでよく見られるメッセージで、必ずしも対応が必要な問題があることを示すものではありません。)
  • If you see this message for important pages, use the URL Inspection tool and other tools to diagnose if there are any issues on your site that are preventing the pages from appearing, such as if you’ve blocked them from our crawlers.
    (重要なページにこのメッセージが表示される場合は、URL検査ツールなどを使って、ページが表示されない原因となる問題がサイトにないかを診断してください。たとえば、Googleのクローラーをブロックしていないかなどです。)
  • If you’ve fully diagnosed potential issues and suspect there is an indexing bug due to a complete, site-wide problem with indexing, use the report an indexing issue form.
    (考えられる問題を十分に診断し、サイト全体でインデックス登録ができていないことによる不具合が疑われる場合は、インデックス登録の問題を報告するフォームを使ってください。)

以前の英語版の説明は「The page was crawled by Google but not indexed. It may or may not be indexed in the future; no need to resubmit this URL for crawling.」の2文でした。

日本語版ヘルプは以前の文面のまま

日本語版のヘルプは、11月4日時点で次の文面のままです。

「ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。」

日本語版のヘルプで確かめる場合は、いまは英語版もあわせて見ておくと安心です。

どう受け止めればいいか

新しい説明で、Googleは「インデックスされないページがあるのはふつうのこと」という立場をはっきりさせました。この項目に出ているページがあっても、それだけで慌てる必要はありません。

一方で、売上や問い合わせにつながる重要なページが出ている場合は、Googleが案内するとおり確認してみましょう。

  • URL検査ツールで、そのURLのインデックス登録の状態や、Googleがページを取得できているかを見る
  • robots.txtなどで、Googleのクローラーをブロックしていないかを確かめる
  • Google検索セントラルのクロールとインデックス登録のドキュメントを参考に、原因を探す
  • サイト全体でインデックスされていないなど、不具合が強く疑われるときだけ、報告フォームを使う

なお、新しい説明には、ページの品質や内容についての記述はありません。Search Engine Roundtableも、この点に触れています。

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  • 2026年11月4日:初版

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