【2024年最新】BtoBのオウンドメディア成功事例7選

BtoBの製品やサービスを取り扱っている企業のなかにも、オウンドメディアを活用するケースがあります。

しかし、オウンドメディアに漠然とした興味があっても、どのようなメリットを享受できるのか分からず、悩んでいる方もいるはず。

実際にオウンドメディアを運営しているBtoB企業の成功事例も、把握しておきたいところですよね。

本記事では、BtoB企業のオウンドメディアの成功事例7選を中心に、運営のメリットについても解説します。

読み終えれば、BtoB企業のオウンドメディア活用について理解が深まるため、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

BtoB企業がオウンドメディアを運営するメリット3つ

BtoB企業がオウンドメディアを運にするメリットは、主に以下の3つ。

  1. 見込み客にも訴求できる
  2. 営業時に活用できる
  3. 競合が少ないため他社と差別化しやすい

オウンドメディアを作れば、営業効果の向上や他社との差別化などを実現できます。

見込み客にも訴求できる

BtoB企業にとって、見込み客(将来的に自社製品を買ってくれる顧客)をどれだけ獲得できるかが非常に重要。

とはいえ、イベント・展示会を開催したり、広告を打ち出すのには多額の金銭的コストが発生します。

その点オウンドメディアを運営すれば、さまざまな企業に対してコンテンツ発信ができるため、見込み客に訴求することも可能。

個人のフリーランスに依頼するなど、オウンドメディアの開設方法を工夫することで、コストを20万円程度に抑えることもできます。

営業時に活用できる

自社製品やサービスについて分かりやすくまとめられているオウンドメディアは、営業資料として利用することもできます。

商談時にオウンドメディアを見せられた顧客も「高品質なメディアを構えられるほど、ちゃんとした体制の会社なんだな」という印象を抱くことでしょう。

作りこまれた良質なメディアを見た顧客は、あなたの企業のファンのひとりになるかもしれません。

また、社内の営業担当が、自社製品に対する認識を固めるのに使えるもの嬉しいポイント。

「営業担当によって言っていることが違う」「誤った説明を受けた」という事態を防ぎ、販売機会の損失回避にも繋がります。

営業時にも活用できる点も、オウンドメディアのメリットのひとつ。

競合が少ないため他社と差別化しやすい

BtoC企業に比べると、BtoB企業でオウンドメディアを活用している企業は少ないため、オウンドメディアを所有しているだけでも、他社との差別化を図れます。

さらに、BtoB企業はニッチな商材やサービスを扱っていることが多いため、サイトの専門性を担保しやすいのも特徴的。

自社製品の魅力をアピールするメディアを作るだけで、独自性のあるコンテンツが完成するのです。

競合が少ないため他社と差別化しやすい点は、BtoB企業がオウンドメディアを活用するメリットだと言えるでしょう。

BtoBオウンドメディア成功事例7選

今回はBtoBオウンドメディアの成功事例7選を表にして一覧で紹介しています。

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テレアポ職人経営ハッカーソーシャルメディアラボWORKSIGHTマーキング学習塾ばね探訪LIGブログ
画像
URLhttps://www.saaske.com/telapo/column/index/https://keiei.freee.co.jp/https://gaiax-socialmedialab.jp/service/https://www.worksight.jp/https://www.keyence.co.jp/ss/products/marker/lasermarker/https://tokaibane.com/bane-tanbo/https://liginc.co.jp/
運営元株式会社インターパークfreee株式会社株式会社ガイアックスコクヨ株式会社株式会社キーエンス東海バネ工業株式会社株式会社LIG

テレアポ職人

テレアポ職人は、「テレアポ専用リスト管理システム」を提供している株式会社インターパークのオウンドメディア。

新規営業のテレアポに役立つノウハウが詰まった『テレアポ職人秘伝の技』では、テレアポに悩む企業や個人にとって役立つ除法が盛りだくさん。

また、テレアポ経験者の放送作家、宮崎牛丼によるコラム『放送作家のテレアポブログ』などのコンテンツもあります。

テレアポというニッチな領域において、成功したメディアだと言えるでしょう。

経営ハッカー

経営ハッカーは、会計ソフトを運営するfreeeのオウンドメディア。

どんな業種の企業でも必ず向き合わなければならない会計業務や財務業務の負担を減らし、注力すべき業務にフォーカスしてほしいという想いで立ち上げられました。

多忙な経営者や個人事業主に向けて、会計・経理・確定申告・会社設立などに関する情報が分かりやすくまとめられた記事が、たくさん公開されています。

また、テキストだけではなくクオリティの高い動画も公開されており、複雑な経理を視覚的に理解できるもの魅力のひとつ。

ソーシャルメディアラボ

ソーシャルメディアラボは、株式会社害アックスという、ソーシャルメディアマーケティング支援サービスを展開している会社のオウンドメディア。

サービスを立ち上げた当初から、営業にコストを投じるのではなく、オウンドメディア開設に金銭的・時間的コストを費やしてきました。

また、SNSは流れが速いという特徴があるため、1つの内容を深く掘り下げる記事ではなく、トレンドを追った記事を多く公開しているのも特徴的。

その結果、メディアを見た企業からの問い合わせが相次いでおり、成功しているオウンドメディアのひとつとして注目されています。

WORKSIGHT

文房具・家具メーカーとして有名な、コクヨ株式会社によるオウンドメディア「WORKSIGHT」。

さまざまな業界の企業が抱える経営課題を、働く環境のリデザインによって解決に導くことを目的として作られました。

ここでいう、「働く環境」とは、ハード面の「空間インフラ」とソフト面の「制度インフラ」の両方のこと。

また、インターネット上のメディアの他にも、紙面のWORKSIGHTも年に2回発行しており、幅広い情報発信を行っています。

マーキング学習塾

株式会社キーエンスのオウンドメディア「マーキング学習塾」では、レーザーの基礎知識や活用方法について学べます。

レーザーというニッチな領域がとことん掘り下げられており、専門性に長けたメディアです。

自動車業界や電子部品業界など、さまざまな業界における活用事例や、FAQも充実しているため、このサイトひとつでレーザーに関する知識を網羅的に吸収可能。

キーエンス商品を購入できるリンクも貼ってあるため、顕在ニーズのある顧客へのアプローチもバッチリ。

ばね探訪

ばね探訪は、東海バネ工業株式会社のオウンドメディアで、金属ばねについてとことん深く掘り下げられているのが特徴的。

他社へのインタビュー記事が多く、様々な業界のばねについて網羅的に学べます。

その他にも、東海バネ工業株式会社で起こった出来事を紹介する「あんなこんなニュース」というコンテンツがあります。

かなりニッチな分野のオウンドメディアですが、業界に関りのある人にとっては重要な情報源となるでしょう。

LIGブログ

株式会社LIGによって運営されているLIGブログは、Web制作・システム開発・マーケティング支援など、幅広い分野のコンテンツが揃っています。

Web制作会社向けやWebクリエイター向けのコンテンツもさることながら、一般的なお役立ち記事も多く、誰が見ても役立つサイトです。

エンタメ性の高い記事はSNSで拡散されており、SEO・SNS両方で成功しているオウンドメディアのひとつだと言えるでしょう。

まとめ|BtoB企業こそオウンドメディアを作って他社と差別化しよう|

先述したように、BtoB企業でオウンドメディアに注力しているところは比較的少ないため、参入するだけで他社と大きく差別化できます。

また、ニッチな商材であるほど専門性の高いメディアを作成可能。

SEO対策を施す、SNS拡散を狙う、営業にも活用するなど、工夫次第で売上に大きく貢献できるメディアに仕上げられます。

ぜひ本記事でご紹介した成功事例を参考に、高品質なオウンドメディアを開発してみて下さいね。

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