【2024年最新】不動産オウンドメディアの成功事例7選

不動産企業のWeb担当者の中には「自社もオウンドメディアを作って集客したい!」と考えている方も少なくないですよね。

これまで対面接触が多かった不動産業界ですが、オウンドメディアを運営してWeb検索から潜在顧客を獲得する企業も増えています。

この記事では、不動産業界のオウンドメディアにおける成功事例7選を中心に、運営するメリットなども解説します。

読み終えれば、あなたも不動産オウンドメディアを運営する理由が理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

不動産オウンドメディアを運営するメリット3つ

不動産オウンドメディアを運営するメリットは主に3つです。

  1. 自社のブランディングにつながる
  2. 長期的な集客チャネルになる
  3. 潜在顧客を獲得できる

特に「Webサイトからの集客を増やす」という意味で、不動産×オウンドメディアの活用は非常に相性が良いので、ぜひ積極的に行ってみてください。

自社のブランディングにつながる

自社のオウンドメディアで独自の発信を行うことで、見込み顧客への認知度を向上させることが出来ます。

オリジナリティのある記事を作成していくことで、他の不動産会社よりも自社を選んでもらう理由づくりにもなります。

例えば、地域に特化している不動産会社であれば、その地域ならではの記事を書けば、近くに居住している顧客に認知してもらえるはず。

より自社のブランディングを強化する上でも、オウンドメディアは重要なのです。

長期的な集客チャネルになる

オウンドメディアは特性上、一度記事コンテンツを執筆し、検索結果上位に表示されれば、長期的に流入が見込めます。

広告を出稿する場合は、広告費を払い続けないと出稿することは出来ないので、コストを払い続けなければなりません。

一方で、オウンドメディアはアクセスのある記事は、安定してアクセスを稼いでくれるので、長期的な集客チャネルになりやすいという特徴があるのです。

オウンドメディアを育てることは、自社における資産にもなり得るので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

潜在顧客を獲得できる

不動産会社がオウンドメディアを運用する最大のメリットは、まだ接触のない潜在顧客に自社のことを知ってもらえるということ。

業界的にこれまで対面での営業・チラシによるポスティングなどが多かった不動産業界では、見込み顧客に接する手段が基本的にアウトバウンドの営業手法しかありませんでした。

しかしオウンドメディアを運用していくことで、Webサイトから検索した見込み顧客にアプローチできるので、インバウンドでリーチすることが可能に。

自社サイトに訪れてもらったユーザーに対して、資料請求・相談フォームなどを設置することで、有望な顧客に育成することもできるので、非常におすすめです。

不動産オウンドメディアの成功事例7選

不動産オウンドメディアにおける成功事例7社を表にしてまとめています。

LIFULL HOME’S PRESSSUUMOジャーナルひつじ不動産楽待不動産投資新聞ienyHOME TRIPSUVACO
画像
URLhttps://www.homes.co.jp/cont/press/https://suumo.jp/journal/https://www.hituji.jp/https://www.rakumachi.jp/news/https://ieny.jp/https://www.athome.co.jp/hometrip/https://suvaco.jp/
運営元株式会社LIFULLリクルート株式会社株式会社ひつじインキュベーション・スクエア株式会社ファーストロジック株式会社アイダ設計アットホーム株式会社SUVACO株式会社

特に「ひつじ不動産」「楽待不動産」などは、不動産業界のオウンドメディアとしてお手本になる部分が多いので、ぜひ参考にしてみてください。

LIFULL HOME’S PRESS(株式会社LIFULL)

URLhttps://www.homes.co.jp/cont/press/
運営元株式会社LIFULL

不動産仲介大手のLIFULLが運営しているWebメディア「LIFULL HOME’S PRESS」。

「住まいの本当と今を伝える情報サイト」をテーマに、編集部が住宅に関する様々な悩みについて答えています。

賃貸・物件購入などから、暮らしに関する悩みなど、様々なテーマを扱っているだけでなく、本サイトのHOME’Sとも連携して物件探しもスムーズに行えます。

大手不動産企業としての強みを活かした戦い方のいい例なので、メディアに資金を投資できる企業の方はぜひ参考にしてみてください。

SUUMOジャーナル(リクルート株式会社)

URLhttps://suumo.jp/journal/
運営元リクルート株式会社

リクルートが運営する不動産検索サイト「SUUMO」が運営する「SUUMOジャーナル」も、先述したLIFULL HOME’Sと同様、様々な記事コンテンツがあります。

きちんとスーモの編集部が継続的に記事を更新しており、中には実際に物件に伺うインタビュー記事も。

SUUMOもTVCMも打っている大事業なので、申し込みを目的というよりは、ブランディング目的で利用している良い例であると言えるでしょう。

ひつじ不動産(株式会社ひつじインキュベーション・スクエア)

URLhttps://www.hituji.jp/
運営元株式会社ひつじインキュベーション・スクエア

「ひつじ不動産」はシェアハウスへの入居を検討したことのある方なら、一度はサイトを見たことがある、知る人ぞ知る人気サイトです。

シェアハウスの物件に特化して紹介しているという点で、大手の不動産サイトとは一線を画しており、見事に差別化出来ている良い例だと言えます。

事業としてはもちろんのこと、Webサイトとしても非常に利用しやすく、知りたい情報をすぐに手に入れることが出来るのも大きな魅力。

会員登録機能もあり、オウンドメディアとして非常に優秀なので、ぜひ参考にすることをおすすめします。

楽待不動産投資新聞(​​株式会社ファーストロジック)

URLhttps://www.rakumachi.jp/news/
運営元株式会社ファーストロジック

不動産投資用の物件紹介サイト「楽待」を運営する株式会社ファーストロジックは、本サイトと付随して「楽待不動産新聞」を運営しています。

トップに不動産投資掲載コラム数No.1とあるように、サイト内には2021年9月末現在で、32,575件もの記事が掲載。

最近ではYouTubeでの動画コンテンツも発信しており、WebとYouTubeを上手く活用しているいい例であると言えます。

不動産投資を主軸としている企業はメディア運営でお手本になる部分が多いので、ぜひ参考にしてみてください。

ieny(株式会社アイダ設計)

URLhttps://ieny.jp/
運営元株式会社アイダ設計

注文住宅を主力事業としている株式会社アイダ設計は、家づくりに関するライフスタイルメディア「ieny」を運営しています。

「ieny」は不動産のオウンドメディアとは思えないような、洗練されたデザインのサイトで、住宅購入を検討している読者の悩みを解決するような記事が多い印象。

自社の問い合わせ増加にもつながりやすい設計になっているので、理想的なオウンドメディアの活用方法だと言えるでしょう。

HOME TRIP(アットホーム株式会社)

URLhttps://www.athome.co.jp/hometrip/
運営元アットホーム株式会社

賃貸物件・購入物件を幅広く手掛けているathomeが運営しているのが、住まいのメディア「HOME TRIP」。

若干サイトのデザイン感に古さは感じるものの、暮らしを意識して物件を購入したい多くの人に届くようなコンテンツが印象的です。

ほとんどが物件紹介の記事であるため、SEOからの流入は、ほとんど意識していないことが予想できます。

athomeの物件を紹介して、購買意欲を高めるために、オウンドメディア活用している例だといえるでしょう。

SUVACO(SUVACO株式会社)

URLhttps://suvaco.jp/
運営元SUVACO株式会社

SUVACOは自分好みの住宅を作ってくれるデザイン事務所・専門家などを探すことができるWebサイトを提供しています。

オウンドメディア単体で存在してはいないものの、サイト内で記事を投稿することで、自然検索からの流入を狙っていることが見受けられます。

発信内容も注文住宅に関する内容に絞っており、事業に適した記事を投稿して、自社の認知度拡大に貢献。

プラットフォームを多くの人にリーチするための手段として、メディアを上手に活用している、お手本となる活用事例であると言えるでしょう。

まとめ|不動産オウンドメディアを運営して顧客獲得につとめよう!

物件を紹介できたり、自社の知識をユーザーに発信できるという点で、不動産とオウンドメディアは相性抜群。

今回紹介した不動産企業は、大手のメディアも多かったですが、それぞれ発信方法を工夫して上手に自然検索からの集客していることが分かります。

オウンドメディアを運営することで、見込み顧客をインバウンドで集めることが出来るので、Web集客に悩んでいる企業なら十分に取り組む価値があります。

ぜひオウンドメディアを活用して、コンスタントな顧客獲得につとめるように心がけましょう。

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