noteでSEO対策する5つのメリット!WordPressとの違いも解説

2014年にサービス開始して以来、記事や画像などを配信できるプラットフォームとして多くの人に活用されてきたnote。

noteはSNSと同様に無料で利用できるということもあって、ブログを開設するかnoteで記事を投稿していくか迷う方も多いですよね。

また「SEO対策を行うならWordPressでブログを開設した方がいい!」という意見もあり、noteはSEO対策に弱いのか不安な方もいるはず。

しかし結論から言えば「noteはSEO対策に弱い」というのは過去の話であり、noteでSEO対策を行うことは十分に可能です。

この記事では、noteがSEOに強い理由や、WordPressと比較してどんな違い・メリットがあるのかなどについて徹底解説します。

読み終えれば、noteかWordPressどちらで記事を投稿していけばいいのか、必ず判断できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「noteはSEO対策に弱い」と言われた時代もあった

確かに以前までは「noteはSEO対策に弱い」と言われていたことがあったのは事実です。

2014年からサービス開始しているnoteですが、リリースしてから2~3年はSEO対策になかなか苦しんでいた時期もありました。

当時はGoogleのアルゴリズムの変動の影響で、ブラックハットSEO(被リンクの数によって評価を上げる方法)が通用しなくなり、コンテンツの質が重要視され始めた時代。

ブロガー・アフィリエイターなど数々の人がコンテンツマーケティングに参入する中で、ブログを開設する人の数は、2021年現在よりも遥かに多かったです。

そんな中で、noteはWordPressブログと比較すると検索に出て来る機会が少なく「SEOに弱いのでSEO目的で利用すべきではない」という意見もありました。

実際に2017年以前にはそのような意見が多かったことが、Twitterの口コミから見受けらます。

しかし2018年頃からnoteのSEOは急激に改善を見せ始めます。

実際に当時のnoteの開発チームがSEO対策への努力を続けたところ、検索流入が1年間で5倍にも増加したという発表も見受けられました。

現在は多くのクエリできちんとnoteの記事が表示されており、「noteがSEO弱い」というのは完全に過去の話であることが分かりますよね。

さらに「むしろWordPressのブログよりnoteの方がSEOに強いのでは?」という意見も存在するのです。

noteでSEO対策を行う5つのメリット

具体的にnoteでSEO対策を行うメリットは主に5つ。

  1. プラットフォーム内での回遊性が高い
  2. SNSでシェアされやすい
  3. 属人性が高い記事が多い
  4. ドメインパワーが強い
  5. 広告が表示されない

それぞれWordPressブログよりもnoteが強いとされる重要な要因なので、ぜひ理解しておきましょう。

プラットフォーム内での回遊性が高い

まずnote自体がプラットフォームであるため、記事を書くとnoteのプラットフォーム内経由で記事が読まれるケースが非常に多いです。

SNSと同様に好きな著者を登録しておく機能もあり、記事を書くとnote内で通知が行くような仕組みも存在します。

WordPressブログの場合は、自然検索からの流入が主な流入元であり、SNSでの発信などを行っていなければ、その他のルートからの流入はありません。

しかしnoteの場合は、note内で記事を見つけてくれるユーザーも多いので、記事を読んでくれる人にリーチしやすいという点は大きなメリットでしょう。

SNSでシェアされやすい

noteは記事を読み終えた後のユーザーコミュニケーションも緻密に設計されているため、SNSでシェアされやすいという特徴があります。

具体的には、noteで記事を読み終えると下部にSNSへのシェアボタンだけでなく「フォローする」「サポートする」などのボタンもあり導線がきちんと作られているのです。

また文章や画像を読みやすくするために、デザイン等が統一されており、読みやすいデザインになっているため読者側の負担が少ないという特徴も。

SNSでシェアされやすい特徴が詰まっているプラットフォームであるというのも、noteのひとつの大きな魅力でしょう。

属人性が高い記事が多い

noteではSNSのアカウントのように執筆アカウントを利用できるので、執筆者がどんな人物なのか把握しやすいという特徴があります。

またTwitterなどのSNSと紐付けて利用する方も多く、属人性が高く信用できる情報が多いという点はSEO的に大きな効果があります。

WordPressブログでも属人性のあるブログにすることはできますが、HTML/CSSの知識が必要で、設定が若干面倒。

誰が書いた記事なのかを判断しやすいという透明性も、Googleの検索エンジンにいい評価を与える要素として重要なのです。

ドメインパワーが強い

noteがSEOに強い理由として挙げられることが多いのが、note自体のドメインパワーの強さ。

ドメインパワーは、Webサイトとしての権威性・強さを表す指標であり、スコアが良ければ良いほどSEOで上位表示されやすくなります。

実際にWebサイト解析ツール「ahrefs」で、noteのドメインを調査してみると、かなり高いスコアが見受けられました。

※スコアは100点満点

プラットフォーム自体が強力なパワーを持っているということも、noteがSEOに強いとされている要因のひとつだと言えるでしょう。

広告が表示されない

noteではWordPressブログのように、記事内にGoogle Adsence広告やASPの広告を貼ったりすることができません。

広告が無いということは、ユーザーのページ内における体験を向上させることでもあるため、SEO的には良い影響を及ぼします。

またWebサイトの広告は、基本的にJavaScriptによって作成されていますが、このJavaScriptの記述分を読み込む必要がないためページの読み込み速度が早くなります。

広告での収益化はできませんが、ユーザー的なメリットが大きいということも、noteの大きな強みであるといえるでしょう。

noteでSEO対策する際に意識すべきポイント3つ

より具体的にnoteでSEO対策をする際に、意識したいポイントを3つまとめました。

  1. HTMLタグをきちんと使う
  2. ハッシュタグを設定する
  3. 記事コンテンツを充実させる

当たり前のSEO対策ですが、きちんと意識して利用するように心がけましょう。

HTMLタグをきちんと使う

noteは手軽に執筆できるというメリットから、日記感覚で記事を書いてしまう人も多いですよね。

しかしHTMLのタグをきちんと使って、「見出し」「引用」「リンク」などを指定してあげないと、Googleの評価を下げてしまうことに繋がります。

Googleのクローラーに上手くコンテンツの内容を伝えないと、クローラーが読みにくい文章と判断され、結果的に悪影響を及ぼしてしまいます。

コンテンツを執筆する際には必ず、見出し、引用、リンクなど各種HTMLタグを使って書くように心がけましょう。

ハッシュタグを設定する

noteではInstagramのような、ハッシュタグ検索機能が設定されています。

先述したように、noteにおけるメリットは、note内部で記事を見つけてくれるユーザーがいるということ。

noteの内部で見つけてもらいやすいようにするためにも、関連性のあるハッシュタグをつけて投稿しておく必要があります。

3~5個ほどつけておけば、ハッシュタグ経由で記事が読まれることもあるので、ぜひきちんと設定しておくように心がけましょう。

記事コンテンツを充実させる

記事コンテンツを充実させるということは、もちろん一般的なSEOの知識としても重要なのですが、noteの場合は特に重要です。

noteはシンプルなUIを設計することによって、文章に集中できるようにしているため、WordPressブログのような装飾ができません。

カスタマイズ性はあまり無いので、記事コンテンツを向上させてユーザーに楽しんでもらうのが重要なのです。

noteはコンテンツ命であるとも言えるので、ぜひまずは記事コンテンツを充実させることを意識してみてください。

noteで企業がSEO対策を行うことも可能

個人単位だけではなく、企業のオウンドメディアとしてもnoteの活用は進んでいます。

実際に「キリン」「Smart HR」「Money Forward」などの企業で、noteは活用されており、他にも多数の法人活用事例が存在します。

noteは法人向けのバージョンとして「note pro」を導入しており、企業がオウンドメディアnoteで構築できるように支援しています。

企業向けの「note pro」も導入されている

企業向けに用意されている「note pro」では、通常のnoteでは設定ができない「独自ドメイン機能」「ロゴ設定」「ブランドカラー設定」などを行うことができます。

note proへプランをアップグレードすると、具体的には以下のようなことが出来るようになります。

note proにアップグレードすると出来ること
  • 予約投稿
  • 独自ドメイン適応
  • 独自ロゴ設定
  • メニューのカスタマイズ
  • テーマカラーの変更
  • お知らせ枠の設定
  • 複数のソーシャルリンク
  • noto pro アナリティクスβ
  • 各種運営サポート(セットアップ・カウンセリング)
  • 有料記事・マガジンへの掲載の上限金額50,000円
  • GoogleAnalyticsの設置
  • SmartNewsへの外部配信

また他にもオプションプランとして、導入運用トレーニングを行ってもらえたり、マーケティング・編集パートナーを紹介してもらうことも。

運営するnote側のサポートが手厚いというのも、noteにおける大きな魅力なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「SEO対策はWordPress<note」という訳ではない

ここまでnoteでSEO対策を行うことの強み・メリットなどについて解説してきました。

記事を読んできたあなたは「WordPressよりもnoteの方がSEO対策しやすいのかも」と思ったかもしれません。

しかしnoteのSEO対策が強くなってきているからといって、WordPressブログによるSEO対策が劣っているという訳では決してありません。

あくまでもサイトとしてのSEOの評価は、ユーザーにとって有益な情報が掲載されているかという点であるため、どちらが優れているとは一概には言えないのです。

WordPress・noteのどちらがいいか?という考え方ではなく「ターゲットユーザーである読者に有益な情報提供が出来ているか」ということを考える方が賢明。

それぞれ向き不向きがあるので、どちらを利用すべきかは、両方の強みを理解した上で考える必要があるのです。

note・WordPressのメリット・デメリット比較一覧表!

noteとWordPressの長所・短所が分かりやすいように、主なメリット・デメリットを一覧にしてまとめました。

noteWordPress
カスタマイズの柔軟性×
操作の簡易性
設立・ランニングコスト×
広告設置×
メンテナンスコスト×

どちらを利用すべきかは、オウンドメディア運営の方針によって異なるので、ぜひ合った方を選択してみるように心がけましょう。

noteでSEO対策を行うべき人の特徴

  • オウンドメディアで定期購読コンテンツなどの配信予定がある
  • ターゲットとするユーザーがnoteに親しい
  • 読者と近い距離でコミュニケーションを取りたい
  • メディア運用の丁寧なサポートが欲しい
  • 難しい設定を避けたい

noteでオウンドメディアを運用して、SEO対策を行いたい方は、上記のような特徴の人に当てはまります。

なるべくミニマムな設定コストで、使いやすく、広告からの収益を考えていないのであればnoteは最適なメディアかもしれません。

サポートチームも運営されているので、分からないことや、トラブルがあった際に対応してもらうことも可能です。

検索流入からのSEO対策だけではなく、SNSとも密に連携してアクセスを狙っていくのであれば、noteでオウンドメディア運用してみるのも一つの方法でしょう。

WordPressでSEO対策を行うべき人の特徴

  • オウンドメディアのデザインを柔軟にカスタマイズしたい
  • カテゴリー・タグなど記事を管理しやすい方が良い
  • HTML/CSSの知識が多少なりともある
  • 広告からの収益化を検討している

WordPressにおけるメリットは、サイトのデザイン・設定などを柔軟にカスタマイズすることができるという点にあります。

サイトを設置・運営するのにドメイン・サーバー代などもかかりますが、その分サイトに必要な機能を柔軟に設置できます。

特にnoteは広告を貼ることが出来ませんが、WordPressブログなら広告を貼れるので、GoogleAdsence・ASPなどの広告収益を狙っている方におすすめ。

機能・デザインなどを細かく設定したい方にとっては、WordPressの方がnoteよりも明らかに適していると言えるでしょう。

まとめ|noteのSEOは強くなっているがデメリットもあるので注意すべき

noteは開発側の改善によって、数年前よりも格段にSEO対策が良くなっている傾向にあり、オウンドメディアとして運用するのも十分おすすめできます。

特に個人で小さくブログを始めたいという方は、noteで記事を投稿していく方が、ランニングコストもかからずお得です。

しかしnoteは利便性が高い一方で、WordPressのようにデザインを柔軟にカスタマイズすることには長けていません。

サイトのデザインにこだわっていきたいのであれば、ぜひnoteではなくWordPressでのSEO対策を行うことをおすすめします。