リスティング広告運用代行の費用は?おすすめ5社を徹底比較

予算さえ投下すれば、すぐにターゲットユーザーに対して広告を出稿できる「即時性」が売りのリスティング広告。

自社で広告運用を行うことも可能ですが、実際に運用してみると面倒なことも多く「広告運用を代行して欲しい!」と考える担当者の方も少なくありません。

ただリスティング広告運用の代行を依頼した経験がない方は、

  • 何を行ってもらえるのか
  • 費用はいくらかかるのか
  • どこに運用代行を依頼したらいいのか

など分からないことも多々あるはず。

この記事では、リスティング広告運用代行にかかる費用相場を中心に、代行してもらうメリットや、おすすめの代理店について具体的に解説します。

読み終えれば、あなたもリスティング広告運用代行をいくらで、どこにお願いすべきか分かるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

リスティング広告運用を代行してもらうメリット3つ

Google・Yahoo!などの広告運用は自社でも行えますが、初期設定・運用予算調整など素人からすると面倒なことが多いもの。

代理店にお願いするとコストがかさむので、不安に思う方も多いかもしれませんが、結果を出す上では非常にコスパが良いとも言えます。

リスティング広告運用を代理店に依頼することによるメリットは主に3つです。

  1. 経験・実績があるので成果が出やすい
  2. 社内のリソースを削減できる
  3. 最新の情報・技術を取り入れてもらえる

「既に自社での運用を開始しているものの結果が微妙」「自社運用か代理店に依頼するか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。

経験・実績があるので成果が出やすい

リスティング広告代理店は、これまで多数の他社での運用経験があるため、経験に基づいて効率よく運用してもらうことができます。

自社での運用を行う場合は、運用を始めてからデータを測定して、運用を最適化していかなくてはいけません。

代理店の場合は、過去に他社のデータが多数蓄積されているので、最初から最適化された広告運用を行うことが可能なのです。

最短距離で結果を出して、広告予算を無駄にしないためにも、代理店に依頼するのは非常に効果的だと言えるでしょう。

社内のリソースを削減できる

代理店に依頼する最大のメリットは、社内の人的リソースを大きく削減できるということ。

自社で広告運用を行いたいと思っている会社の多くは、リスティング広告は事業の主軸ではありませんよね。

運用を始めるとなると、知見が殆ど無い社内の人材に、リスティング広告の知識をインプットしてもらうことから始めなければなりません。

専門外の知識を身に着けてもらうには時間・お金がかかりますし、広告運用を行っていた人材が離職した時のリスクも大いに考えられます。

社内のリソースを効率的に使うためにも、リスティング広告の専門家に運用を依頼してみるように心がけましょう。

最新の情報・技術を取り入れてもらえる

IT業界における全ての分野に言えることですが、技術的なトレンドの流行り廃りは非常に早いものです。

1年経過すると新しい技術が出てきたりするので、常に情報をアップデートし続けていかねばなりません。

自社には本事業があるにも関わらず、リスティング広告運用の知識を日々インプットし続けるのは非常に大変なことです。

広告運用の代理店に依頼することによって、最新技術などを取り入れた効率的な運用を行ってもらえるのも大きなメリットと言えるでしょう。

リスティング広告運用代行で行える施策一覧

リスティング広告運用代行の依頼を考えている方の中には「具体的に何をやってくれるのか」と不安に思っている方も少なくないでしょう。

実際にリスティング広告運用代行を依頼したときに、行ってもらえる施策を一覧でまとめてみました。

  1. アカウント作成
  2. キャンペーン設定
  3. 出稿KWの選定・設定
  4. 広告文の作成
  5. 広告出稿
  6. 1日当たりの広告予算調整
  7. クリエイティブのA/Bテスト
  8. ディスプレイ広告への出稿
  9. データ解析・分析
  10. レポート作成・提出
  11. コンサルティング・ミーティング(月数回)

代理店側で行ってもらえる施策は、各社のプランにもよりますが、およそ広告運用に関わる全てのことを代行してもらうことが可能です。

また代理店にもよりますが、実際に出稿する広告のページ(LP)を別途料金で制作してくれる企業もあります。

実際にユーザーが訪問するLPは、お問い合わせ数にも大きく影響するので、きちんと用意できていない方は相談してみると良いでしょう。

リスティング広告運用代行の費用・期間

リスティング広告運用代行にかかる費用は、主に以下の3種類の費用の総額です。

初期費用広告の運用を開始するまでに必要な作業、アカウント作成・KW選定・広告文作成などを行うための費用。
広告費実際にGoogle・Yahoo!に出稿する広告費用。
運用代行手数料運用代行を依頼する分の手数料。15~20%が相場。

初期費用に関しては設定しない企業もありますが、初期段階での調査が大幅に必要な場合、必要となることも多いです。

広告費は自社が広告を出したい媒体に出稿する費用で、定めた費用分の広告を出稿することが出来るという仕組み。

運用代行手数料は、代理店側に支払う手数料のことで、どの代理店もおよそ15~20%の手数料に設定されています。

上記の説明だけでは分かりにくいかもしれないので、広告費用を100万円と定めて代理店に依頼するケースを例に考えてみましょう。

初期費用10万円・運用代行手数料20%の代理店に、月額100万円の広告費を運用してもらう場合

10万円(初期費用) + 100万円(広告費用) + 20万円(運用代行手数料) = 130万円(総額)

この場合は、総額で130万円の費用がかかるということが分かりますよね。

自社で運用する場合は、広告費用だけ支払えばいいので、代理店に依頼すると初期費用10万円 + その後毎月20万円ほどプラスで支払う計算になります。

1年間に換算してみると、

  • 自社運用・・・1,200万円
  • 運用代行・・・1,450万円

という計算になるので、年間250万円ほどのコストがかかる結果になるのです。

出稿する広告費用に大きく左右されるため、広告費用にいくらかけられるかがコストを計算するで大きく重要になります。

毎月の広告費用を設定する際には、代理店側と相談して決めることも多いですが、予め自社で大体の予算を決めておくと依頼する際にもスムーズ。

「自社での広告運用費の決め方が分からない!」という方は、以下の記事で詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

最低契約期間を設ける企業は多い

期間の長さは企業によって大きく異なりますが、リスティング広告の運用には、最低契約期間を設ける代理店がほとんどです。

リスティング広告は、施策としての即効性がかなり高いとは言えども、初月から必ず成果が出るとは限りません。

データを取って効果を測定しながら、出稿する金額やキーワードなどを調整していくことで、結果は最適化することが可能です。

少なくとも3ヶ月ほど運用をしないと、代理店側としても結果が出ないまま終わってしまうということも考えられます。

代理店によって様々ですが、3~6ヶ月の単位で契約期間を設けている企業も多いので、予め長期的に付き合えそうな企業と付き合うことをおすすめします。

【2021年版】リスティング広告運用代行でおすすめの企業5選!

2021年現在、リスティング広告運用の代行でおすすめな企業は主に5つ。

  1. 株式会社アクシス
  2. アナグラム株式会社
  3. 株式会社UNIAD
  4. 株式会社Glad Cube
  5. 株式会社Ad Listing

料金もそれぞれ記載しているので、ぜひ気になる会社に相談してみてくださいね。

株式会社アクシス

URLhttps://www.axis-corp.com/
費用初期費用…20万円
運用代行手数料…20%

Webから売上・利益を最大化させる様々な事業を展開していて、戦略設計において強みのあるアクシス。

これまで200業種以上の企業において、広告運用支援を行ってきた経験から、広告費用の無駄を削り、戦略的に運用してもらえるのがメリットです。

初期費用は若干高いですが、他の手法も交えてトータルで戦略を考えてもらえるのも大きなメリットだと言えるでしょう。

アナグラム株式会社

URLhttps://anagrams.jp/
費用初期費用…記載なし
運用代行手数料…20%

広告運用代理店として業界内でも非常にプレゼンスのあるアナグラム株式会社。

SEO・Web制作などを行っていることも多いですが、アナグラムではあくまでも運用型広告を主軸に事業を展開しています。

広告運用に特化しているだけあって、他にもFacebook・Instagram・Twitter・LINEとSNS広告全般もカバーしているため、さまざまな角度から提案してもらえるのもメリットでしょう。

株式会社UNIAD

URLhttps://www.uniad.co.jp
費用初期費用…8万円
運用代行手数料…20%

リスティング広告を始め、各種SNS広告の運用なども行っている株式会社UNIAD。

2018年に設立された若い会社ではありますが、各種媒体にて取材されていたりと、非常に注目度の高い企業です。

インハウス運用サポートも行っており、自社で広告運用をしたいという企業への支援する事業も展開中。

将来的に自社での運用を考えている方は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。

株式会社Glad Cube

URLhttps://www.glad-cube.com
費用初期費用…無料
運用代行手数料…広告費25万円以上 20% 広告費25万円未満 50,000円/月

株式会社Glad Cubeは、大阪中央区に本社構えているリスティング広告運用代行企業。

独自開発のサイト分析・改善等のアプリ「SiTest」を活用してLPのテスト・改善コンサルティングなどを行えるのも大きなメリットです。

関西でリスティング広告運用代行など検討されている方は、ぜひGlad Cubeに相談してみましょう。

ASUE株式会社

URLhttps://asue.jp/
費用初期費用…無料
運用代行手数料…広告費の20%

ASUE株式会社は、100業種以上と非常に様々な業種で広告運用実績を持っている企業。

1社1社にきちんと向き合って運用体制を整えているのが特徴的で、担当者が負担するクライアント数を抑えています。

スタッフ全員がGoogle広告の認定資格を取得しているので、安心して任せられるのもおすすめポイントだと言えるでしょう。

リスティング広告よりSEO対策がおすすめな企業の3つの特徴

記事を読んでいる方の中には「リスティング広告だけでなくSEO対策も興味がある!」という方も少なからずいるはず。

弊社ではオウンドメディア運用代行を行って、自然検索からの流入増加のお手伝いをさせて頂いており、SEO対策には豊富な知見があります。

実際、リスティング広告よりSEO対策の方がおすすめの企業も数多くいらっしゃいます。

具体的な特徴は主に3つ。

  1. すぐに結果が欲しい訳ではない(中長期的な施策)
  2. 安定的な流入を望んでいる
  3. 少ない予算で結果を出したい

上記3つの特徴に当てはまる企業の方は、SEO対策に予算を割くことも検討してみてください。

すぐに結果が欲しい訳ではない(中長期的な施策)

リスティング広告は即効性が魅力であるということは先述した通りですが、中長期的に流入を狙うならSEO対策がおすすめです。

SEO対策は検索エンジンにクロール、上位表示されるまでに3ヶ月~6ヶ月ほどかかるので、即効性はありません。

しかしオウンドメディアを立ち上げて、記事コンテンツを入れていくことで、じっくり自然検索からの流入を増加させることも可能。

また会社としてのナレッジを発信していくことで、長期的な自社のブランディング向上にもつながります。

長い目で見ると、SEO対策の方が有利なケースも少なくないので、じっくり成果を出したいのであればSEO対策はおすすめです。

安定的な流入を望んでいる

オウンドメディアを運用して、SEO対策を行うことで、自然検索からの安定的な流入を増加させることができます。

広告のデメリットは、即効性がある一方で、広告出稿をやめてしまうと、流入が0になってしまうという点。

特にリスティング広告からの流入に売上を依存してしまうと、もし広告費が出せなくなった時に集客手段を失ってしまいます。

その点SEOの場合は、一度記事を上位表示させてしまえば、何も手を加えなくても、大きな変動が無い限り流入し続けるので安定的な流入を狙うことが可能です。

施策をやめた後も、安定的な流入が見込めるという点では、SEOの方が圧倒的に有利なので、ぜひ検討してみてください。

少ない予算で結果を出したい

リスティング広告の場合は、出稿したいKWによって広告単価が決められており、まとまった金額を出さないとユーザーへリーチするのが難しいです。

中途半端な金額を入れても、効果が現れないことが多く、予算がない企業だと中々施策を打つのが難しいという特徴も。

一方でSEO対策の場合は、自社で記事制作を行えるリソースがあれば、大きく費用を抑えながら施策を実行することができます。

SEO業者にコンサルティングだけお願いして、あとは自社で内製するという方法もあるので、少ない予算で結果を出したい方にはSEO対策の方がおすすめなのです。

まとめ|リスティング広告運用代行は各社相見積もりを取ろう!

リスティング広告は非常に即効性があり、費用・ターゲットユーザーなどをコントロールしやすい施策です。

代理店に依頼して効率的に運用すれば、大きな成果を得ることも可能であるため、信頼できる代理店と並走していくことが重要。

各社で相見積もりを取ることによって、より料金・施策などの面で適切な代理店を選べるようになるので、ぜひまずは相見積もりを取ってみてくださいね。

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