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Amazon出品方法完全ガイド!出店の流れ・費用・注意点まで解説

Amazonで出品したい方の中には、出品方法や出品条件、個人・法人の違いなどが気になる方も多いのではないでしょうか。本記事ではAmazonでの出品方法の手順や手数料などの費用、出品を成功させるためのポイントを詳しく解説します。

Amazon運用に関するノウハウやリソースが不足している場合には、運用代行・運営代行会社やコンサルティングを活用するのがおすすめです。

おすすめのAmazon運用代行・運営代行会社は以下の記事で紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
【徹底比較】Amazon運用代行・運営代行おすすめ人気31選!費用や失敗しない選び方も紹介
Amazonコンサルティングおすすめ人気31選!選び方・メリット・注意点・費用相場まで解説

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目次

Amazonへの出品は個人・法人問わず誰でもOK!

Amazonへの出品は出品アカウントを作成し、所定の審査に通れば、個人や法人問わず誰でも可能です。個人か法人かによって、必要な書類が違いますが、業態によって審査の合否に影響することはありません。

Amazonでは、個人でも出品しやすい少数販売向けの小口出品と、法人向けに大規模な運営に対応した大口出品のプランがあり、個人・法人にあわせたプランで出店できます。

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Amazonに出品するために必要なもの・準備

Amazonに出品するためには、Amazonに出品用アカウントの登録をする必要があります。登録に進む前に、必要な情報や書類を準備しておくと、スムーズに出品できるため、業態にあわせて以下の準備を行いましょう。

個人(個人事業主)法人
必要情報・アカウント担当者情報
・クレジットカード情報
・銀行口座情報
・電話番号(携帯電話OK)
・メールアドレス
・店舗名
・会社情報
・法人番号
・登記簿上法人名
 (ローマ字・日本語)
・本社所在地
・クレジットカード情報
・銀行口座情報
・電話番号(携帯電話OK)
・メールアドレス
・店舗名
必要書類・顔写真入りの身分証明書
・過去180日以内に発行された各種取引明細書
・登記簿謄本
・アカウント担当者の
 顔写真入り身分証明書
・過去180日以内に発行された各種取引明細書
引用:Amazon出品アカウントの本人確認手続き | Amazon出品サービスの販売方法

本人確認のために必要な身分証明書は、パスポートか運転免許証のみとなります。マイナンバーカードは審査に利用できない点に注意が必要です。

また、各種取引明細書は、クレジットカードの利用明細書、インターネットバンキングの取引明細、預金通帳のいずれかになります。Web上から明細書を取得する場合、スクリーンショットや画面撮影は無効になるため、あらかじめPDF形式でダウンロードしておきましょう

Amazonの出品プラン「大口出品」と「小口出品」の特徴・費用

Amazonでは、出品可能な商品数や毎月の費用が異なる、大口出品と小口出品という2つのプランが用意されています。

どちらもFBA(フルフィルメント by Amazon)の利用や、Amazonのカタログに新商品を追加することが可能ですが、小口出品は大口出品に比べて使える機能やサービスが少ないので、注意が必要です。

大口出品と小口出品の費用は、以下のように設定されています。

出品プラン手数料
小口出品1点売れるごとに100円+販売手数料
大口出品月額4,900円(税別)+販売手数料
引用:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

出品数や予定している販売数などに応じて、アカウント登録前にどちらのプランで出品するか決めましょう。万が一、プランがあわないと感じたら、途中で変更が可能です。

大口出品の特徴・費用

大口出品プランは月額の固定費がかかりますが、APIやレポートといった、詳細な出品用ツールを使用できます。月額は4,900円(税別)であるため、月に50点以上販売する場合は、大口出品の方が費用面でもお得に出品できます。

▼大口出品プランの特徴

  • 現在Amazonで販売されていない商品の出品・販売ができる
  • 商品の広告が出せる
  • 出品制限のある商品の出品許可申請ができる
  • 一括出品ができる
  • 独自の配送料を設定できる
  • ショッピングカートボックスが利用できる
  • スプレッドシートやレポートを使った在庫管理ができる
  • アカウントに複数のユーザーを追加できる

Amazonに掲載されていないオリジナル商品の販売や、出品制限のあるカテゴリーに商品を出品したい場合は、大口出品プランを選ぶ必要があります。

小口出品の特徴・費用

小口出品プランは月額費用がかからないため、個人で少量の商品を出品したい方に向いているプランです。基本成約料として商品が売れるごとに100円の手数料がかかります。

▼小口出品プランの特徴

  • 月額費用がかからない
  • 1点販売ごとに100円の手数料がかかる
  • 出品可能なカテゴリーに制限がある
  • Amazonにすでに出品されている商品のみ出品できる

出品できるカテゴリーが限られているほか、オリジナル商品やAmazonにない商品は出品できないため、前もって自分が販売したい商品が小口出品プランで販売できるか確認しておきましょう。

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Amazonの出品方法とは?登録から販売までの手順

Amazonに出品する際の流れは、以下の4ステップです。

  1. Amazon出品用アカウントの登録
  2. Amazon出品者プロフィールの設定
  3. Amazonに出品する商品をセラーセントラルから登録
  4. Amazonで売れた商品の発送

あらかじめ必要な情報や書類を用意しておけば、3~4日程度で販売できるようになります。

1.Amazon出品用アカウントの登録

最初のステップとしては、Amazon公式サイト右上にある「さっそく始める」から、出品用アカウントを登録します。ショッピング用のAmazonアカウントをもっている場合でも、出品用アカウントは別になるため、注意しましょう。

法人か個人事業主かによって、手続き内容に若干の違いがありますが、Amazon出品用アカウント登録の流れは以下の通りです。

▼Amazon出品用アカウント登録の手順

  1. 名前・メールアドレス・パスワードの入力
  2. 登録メールアドレスの認証
  3. 業種を選択
  4. ビジネス・出品者の情報を入力
  5. クレジットカード情報の入力
  6. ストア情報の入力
  7. 本人確認書類のアップロード

Amazon出品用アカウントの作成には審査があり、結果は登録手続きから3営業日ほどでメールで通知されます。

2.Amazon出品者プロフィールの設定

Amazon出品用アカウントの審査が終わり、登録が完了した後は、出品者プロフィールを設定します。こちらはお客様に向けての情報になるため、出品に必要な特定商取引表示法や支払情報の初期入力をしていきましょう。

▼特定商取引表示法など法令に基づく表示

  • 販売業者名:会社名や屋号、氏名
  • 住所:事業を行う住所
  • 運営責任者:出品業務の責任者(代表者でなくても可)
  • 店舗名:Amazonで公開する店舗名(第三者の商標は使用不可)
  • 電話番号:お客様向けの問い合わせ番号

特定商取引表示法の記載に漏れや違反がある場合、アカウント停止の恐れもあるため、注意して入力しましょう。

支払情報の初期設定では、売上金を受け取るための銀行口座・手数料等を支払うためのクレジットカード情報・自己発送の際にお客様が選択できる支払方法の設定をします。売上金がある場合、手数料などは売上金から相殺されますが、売上金がない場合は登録したクレジットカードから支払われます。

また、新規出品時のお客様が選択できる支払方法は、通常クレジットカード決済のみです。大口出品の場合は、コンビニ払いのほか、代金引換利用規約に同意することで、代引きを追加できます

FBAを利用せず自己発送する場合は、お客様から返品リクエストがあった際に必要な返送先住所・配送料の設定・お届け日時の設定が必要です。配送料は地域別で設定できます。

酒類や中古品など、法令上表示が義務付けられている商品を出品するには、許認可情報の設定も必要です。

▼許認可番号や届出番号が必要な許可証

  • 古物商許可証
  • 医薬品販売業許可証
  • 通信販売酒類小売業許可証
  • 高度管理医療機器販売業許可証

あらかじめ、許可証を手元に用意しましょう。

3.Amazonに出品する商品をセラーセントラルから登録

Amazon出品者プロフィールの設定が完了したら、販売する商品をセラーセントラルから登録します。出品する商品がAmazonですでに販売されている型番商品か、オリジナル商品かによって登録方法が違うため、あらかじめ確認しましょう。

▼型番商品を相乗り出品する場合

  1. 商品名やJANコード、型番を入力して検索
  2. 商品管理番号・コンディションの登録
  3. 保存して終了

▼オリジナル商品を出品する場合

  1. 「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリック
  2. 商品カテゴリーを設定
  3. JANコードや商品名など、商品の重要情報を入力
  4. 出品者SKUや販売価格など、出品情報を入力
  5. 商品画像を追加
  6. 商品説明を入力
  7. バリエーションの種類を設定
  8. 商品を表示させたいキーワードを設定
  9. 保存して終了

オリジナル商品にJANコードが無い場合は、コード免除申請によって登録できます。一度Amazonの審査を通れば、再出品時に再申請する必要がありません。

商品数が多く、商品を一括登録したい場合は、以下の方法で登録できます。

▼商品を一括登録する手順

  1. セラーセントラルの在庫から「アップロードによる一括商品登録」をクリック
  2. 登録する商品のカテゴリーを選択し、「テンプレートを作成」をクリック
  3. Excelファイルをダウンロードし、テンプレートタブから商品情報を入力して保存
  4. セラーセントラルから編集したExcelファイルをアップロード

Excelファイルの編集方法は、ダウンロードしたファイルの「はじめに」タブから確認できます。

4.Amazonで売れた商品の発送

商品の登録が完了し、お客様から注文が入ったら、以下の手順で発送手配を行います。

▼自己発送の場合

  1. 注文詳細から納品書を印刷
  2. 商品を梱包・発送
  3. 出荷通知ボタンを押す

FBAの場合は、Amazonが発送を行うため、商品出品完了後、Amazonに商品を納品しましょう。

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Amazon出品でプラン料金以外に発生する費用・手数料

Amazon出品には、プランの基本料金以外に販売手数料やカテゴリー成約料などの費用や手数料が必要となります。

販売手数料

Amazonでは、商品が1点売れるごとに販売手数料が発生します。販売手数料は大口出品、小口出品共通で、商品カテゴリーごとに料率が違います。

カテゴリー販売手数料の割合最低販売手数料
15%なし
ミュージック15%なし
DVD15%なし
ビデオ15%なし
テレビ・レコーダー8%30円
携帯電話・スマートフォン8%30円
カメラ8%30円
パソコン・周辺機器8%30円
家電アクセサリ10%30円
Amazonデバイス用アクセサリ45%30円
楽器・オーディオ10%30円
ドラッグストア・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
30円
ビューティ・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
30円
健康家電・理美容家電10%30円
スポーツ&アウトドア10%30円
カー&バイク用品10%30円
おもちゃ&ホビー10%30円
TVゲーム15%なし
TVゲーム機本体10%30円
PCソフト15%なし
ペット用品・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%
30円
文房具・オフィス用品15%30円
電子辞書8%30円
ホーム&キッチン15%30円
生活・キッチン家電10%30円
浄水器・整水器10%30円
大型家電8%30円
DIY・工具15%30円
産業・研究開発用品15%30円
業務用医療用品・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
30円
食品&飲料・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
なし
ビール6.5%なし
腕時計15%30円
ジュエリー・1商品あたりの売上合計が10,000円以下の部分には商品代金の10%
・1商品あたりの売上合計が10,000円を超える部分は商品代金の6%
30円
ベビー&マタニティ・1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
・1商品あたりの売上合計が1,500円
を超える場合は商品代金の15%
30円
服&ファッション小物・1商品あたりの売上合計が3,000円以下の部分については、商品代金の12%
・1商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8%
30円
シューズ&バッグ・1商品あたりの売上合計が7,500円以下の部分については、商品代金の12%
・1商品あたりの売上合計が7,500円を超える部分には、商品代金の6%
30円
その他のカテゴリー15%30円
引用:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

カテゴリー成約料

本やCD、DVDといったメディア商品を販売する際には、販売手数料とは別にカテゴリー成約料が発生します。

商品タイプカテゴリー成約料
80円
CD・レコード140円
DVD140円
ビデオ(VHS)140円
引用:Amazonセラーセントラル(閲覧にはアカウント登録が必要です)

FBA手数料

FBAを利用する場合は、以下の手数料が追加で発生します。

配送代行手数料

配送代行手数料は、購入者の商品発送ごとに発生します。

区分寸法重さ料金
小型25cm x 18cm x 2.0cm以下250g以下288円
標準35cm x 30cm x 3.3cm以下〜100cm以下1kg以下〜9kg以下318円〜603円
大型商品60cm以下〜200cm以下1kg以下〜40kg以下589円〜1,756円
特大型200cm以下〜260cm以下50kg以下2,755円〜5,625円
引用:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

FBA在庫保管手数料

商品の在庫をAmazon倉庫に保管するための保管管理費用として、FBA在庫保管手数料が発生します。保管料は商品サイズや商品種類によって違うほか、1月~9月、10月~12月の期間によって、1日あたりの保管料が変動します。

▼服&ファッション小物・シューズ&バッグの商品

期間全てのサイズ
1月~9月3.10円
10月~12月5.50円
引用:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

▼それ以外の商品

期間小型・標準サイズ大型・特大サイズ
1月~9月5.676円4.370円
10月~12月10.087円7.760円
引用:料金プラン、配送手数料、料金シミュレーター | Amazon出品サービスの料金

上記の金額に「×([商品サイズ(cm³)] / (10cmx10cmx10cm)x [保管日数] / [当月の日数]」することで、FBA在庫保管手数料を算出できます。

長期在庫保管手数料

毎月15日に行われる在庫一掃チェックで、Amazon倉庫に保管している商品の保管期間が365日を超える商品がある場合、長期在庫保管手数料が発生します。

長期在庫保管手数料は、在庫保管手数料とは別途発生し、10cmx10cmx10cmにつき、23.570円が請求されます。また、2023年4月15日以降からは、保管期間271~365日の在庫に対しても6,096円が加算されるようになりました。

返送/所有権の放棄に関する手数料

Amazon倉庫に保管している商品を返送または所有権を放棄し、廃棄したい場合は、1点ごとに返送/所有権の放棄に関する手数料(配送料込)が発生します。

サイズ重量手数料(商品1点あたり)
小型・標準サイズ0~200g30円
201~500g45円
501~1,000g60円
1,001g~100円+1,000gを超えた分の1,000gにつき40円
大型および特大型0~500g80円
501~1,000g110円
1,001~2,000g140円
2,001~5,000g200円
5,001g~350円+5,000gを超えた分の1,000gにつき40円
引用:Amazonセラーセントラル(閲覧にはアカウント登録が必要です)

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Amazon出品を成功させる4つのポイント

Amazon出品を成功させるために大切なポイントは、以下の4つです。

  • カートボックス獲得に力を入れる
  • Amazonスポンサー広告を活用する
  • オリジナル商品で他社との差別化を図る
  • 運用代行会社への外部委託・アウトソーシングを検討する

Amazon出品で売上・利益を拡大するために、4つのポイントを押さえておきましょう。

カートボックス獲得に力を入れる

Amazonで既存出品されている商品を出品する場合、相乗り出品をすることになります。相乗り出品とは、Amazon内ですでに出品されている商品に、ショッピングカートを追加して出品することを言います。

相乗り出品には、カートボックスを獲得するためのランク付けが行われており、ランク1位の出品者がカートボックスを獲得します。

ランク2位以下になってしまうと「新品の出品」をクリックされない限り注文を獲得できないため、販売数をアップさせるためには、カートボックスの獲得が最重要ポイントとなります。

カートボックスのランク付けは、以下の基準で行われています。

  • 大口出品で販売している
  • 最安値で販売している
  • 出品の実績や評価が高い
  • 配送プラン(自己出荷よりもFBAの方がランクが高い)
  • 在庫数

相乗り出品者が他にいない場合は、上記の条件を満たしていなくてもカートボックスを獲得できますが、出品者が多い場合はカートボックスの獲得に力を入れるようにしましょう。

Amazonスポンサー広告を活用する

Amazonに限らず、多くのECショッピングモールでは、商品検索で上位に表示された商品が購入される確率が高くなっています。ですが、お客様が商品を検索した際、多くの類似商品が表示されるため、自社商品が上位表示されるとは限りません。そこでおすすめなのが、Amazonのスポンサープロダクト広告の活用です。

▼スポンサープロダクト広告利用条件

  • 大口出品で販売している
  • 商品が新品である
  • カートボックスを取得している
  • 日本国内すべての住所に発送できる

以上の条件を満たしていれば、スポンサープロダクト広告を出稿できます。スポンサープロダクト広告は、クリック課金型(PPC)のため、初期費用がかからず、低予算で活用することが可能です。

オリジナル商品で他社との差別化を図る

価格競争に巻き込まれることなく、カートボックスを獲得できる方法として、オリジナル商品の出品があります。自社商品だけではなく、人気商品のOEMなどでオリジナル商品を出品すれば、相乗り出品者に影響されることなく、自由に価格設定できます

ただし、オリジナル商品は相乗り出品と違い、検索上位に表示されることが難しいため、スポンサープロダクト広告の活用や商品ページの作り込みなど、売れるまでのブランド構築に労力や資金がかかります。リピーターや多くのレビューを獲得し、軌道に乗れば、安定的な売上を獲得でき、他社との差別化が図れるため、粘り強くブランドを育てていきましょう

運用代行会社への外部委託・アウトソーシングを検討する

Amazonでの出品業務が負担になる、売上がなかなかな伸びないといった場合には、Amazon運用代行会社への外部委託・アウトソーシングを検討するのもおすすめです。

Amazonの運用代行会社では、新規出店の手続きをはじめ、商品ページやストアの作成、Amazon SEO対策、商品登録、売上・競合分析、販促対策など、ニーズに応じて業務を代行します。

▼Amazon運用代行会社に委託できる主なサービス

Amazonの出品業務にかかる社員育成や、新規雇用のコストを抑えられるだけでha

なく、Amazon運用のプロが代行するため、今までなかなか売上が伸びなかったショップでも、売上アップを見込めます。

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Amazonに出品する際の注意点

Amazonに出品する際、出品制限や出品禁止商品など、注意するポイントがあります。違反すると出品資格の永久停止など、重いペナルティが課せられる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

出品制限がかかっている商品がある

Amazonでは、偽物商品や盗作商品などの出品を防ぐために、出品制限がかかっている商品があります。新規出店したばかりの出品者ほど、出品制限がかかっている対象商品が多く、出品する際に確認が必要です。

出品制限がかかっている商品でも、出品実績を重ねることで、出品制限が解除されやすくなります。また、大口出品の場合は、正規ルートからの仕入れを証明できる書類をAmazonに提出することで、解除申請が可能です。

出品禁止商品に注意する

Amazonに出品する商品は、すべて法令を満たしている必要があり、非合法の商品やリコール対象商品は出品禁止商品とされています。

Amazonセラーセントラルでは、酒類、動物、カー&バイク用品、医薬品など、それぞれ細かく出品可能商品例と出品禁止商品例が掲載されているため、出品したい商品が制限対象ジャンルの場合は出品禁止商品に該当しないか必ずチェックしましょう。

出品したい商品が適法かどうか判断しがたい場合は、出品を控える、法律顧問に相談するなど、対策を行いましょう。

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Amazon出品で活用したい配送代行サービス「FBA(フルフィルメント by Amazon)」とは

FBA(フィルメント by Amazon)は、Amazonの配送代行サービスのことです。登録した出品商品をあらかじめAmazon倉庫にまとめて納品すると、Amazonが配送にかかわる以下の業務を代行してくれます。

▼FBAで代行できる業務

  • 受注対応
  • ピッキング
  • 梱包
  • 発送
  • 返品受付などのカスタマーサービス

FBAには業務が効率化できるなどのメリットがありますが、費用面などのデメリットもあります。サービスを利用する前に、チェックしておきましょう。

メリット

FBAを利用する主なメリットは以下の6つです。

  • 受注・発送業務・在庫管理の効率化やコストカットを実現できる
  • 検索結果で上位表示されやすい
  • 決済方法が充実する
  • プライムマークがつく
  • カートボックスを獲得しやすい
  • 海外発送にも対応してくれる

FBAを利用することで、発送や返品処理などの顧客対応を全てAmazonに代行してもらえるため、効率化できるだけではなく、人件費などのコストカットも可能です。

また、検索の上位表示やプライムマーク、カートボックスの獲得率アップなど、売上アップにもつながります。自社では対応が難しい越境ECもFBAを利用することで、簡単にチャレンジできます。

デメリット

メリットの多いFBAですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 手数料がかかる
  • 倉庫に納品済みの商品状態を確認できない
  • FBAで取扱いができない商品がある

FBAを利用するには、発送代行手数料や在庫保管手数料などの手数料がかかります。導入前にFBA料金シミュレーターを利用し、自己発送した際にかかるコストと、FBAを利用した場合にかかるコストを比較してみるとよいでしょう。

また、Amazon倉庫に納品した商品は、商品状態の管理を自社で行えないため、破損や不具合に気づきにくいといったデメリットがあります。

注意点|納品方法や返品など

FBAを利用する場合は、Amazonのガイドラインに従った事前準備を行い、Amazonの倉庫に商品を納品する必要があります。

FBA利用商品はバーコードで管理されるため、納品前にセラーセントラルから商品ラベルを印刷し、すべての商品に貼りつけます。さらに、商品が破損しないよう、適切な梱包をしてから、Amazon倉庫に納品します。

商品ラベルの貼りつけはAmazonの商品ラベル貼付サービス、梱包はFBA梱包サービスで代行してもらうことも可能ですが、さらに手数料がかかってしまうため、コスト面の負担を考慮して利用しましょう。

▼商品ラベル貼付サービス

商品サイズ区分手数料(1商品あたり)
FBA小型軽量商品10円
小型・標準サイズ20円
大型51円
引用:Amazonセラーセントラル(閲覧にはアカウント登録が必要です)

▼FBA梱包サービス手数料

梱包要件小型・標準サイズ
手数料(1商品あたり)
大型サイズ
手数料(1商品あたり)
ビニール袋での梱包25円92円
テープによる梱包20円51円
エアキャップ
(商品ラベル貼付サービスを含む)
51円
エアキャップ:31円
商品ラベル貼付:20円
143円
エアキャップ:92円
商品ラベル貼付:51円
引用:Amazonセラーセントラル(閲覧にはアカウント登録が必要です)

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Amazonの出品方法を理解してECモール運用をはじめよう

Amazonは少量からでも出品しやすい小口出品プラン、大量の商品出品やオリジナル商品出品もできる大口出品プランがあり、個人、法人問わず誰でも出品できるECモールです。

事前に必要書類を準備しておけば、登録から最短3日程度で販売が可能になります。FBAを利用することで在庫管理や配送、返品対応を代行してもらえるため、今までECモール運用まで手が回らないといった個人や中小事業者には相性がよいでしょう。

出品方法や成功させるポイントをしっかり押さえて、AmazonでのECモール運用をはじめてみましょう。

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