文章の書き方|文章がみるみる良くなる構成のつくり方・一文の磨き方・推敲のポイント

文章の書き方

文章は、コツさえ分かればみるみる上達します。「もっと良い文章を書きたい」「書くのに時間がかかる」「上手くまとめられない」という方に。

ここでは、全体構成や見出しのつくり方、一文を磨く方法、推敲で文章の質を上げるポイントまで、書き方のノウハウを例文とともに解説します。

そもそも良い文章とは

そもそも良い文章とは

文章力を高めるには、次の3つのステップを踏む必要があります。

  1. 良い文章とはどういうものかを知る
  2. 自分の文章はどこが悪いのかを知る
  3. 改善する方法を知る

「良い文章とは何か」が分かると、自分の文章の欠点やクセが見えてきます。これを改善する方法を実践すれば、文章はみるみる良くなります。

まずは、良い文章とはどういうものか、説明していきましょう。

良い文章に共通する3つの要素

ブログ記事やSNS、ビジネス文書、雑誌・書籍など、文章を書く場面はいろいろあるでしょう。それぞれのメディアの方針や目的によって、適した書き方は変わります。

しかし、どんなケースにおいても、良い文章には共通する3つの要素が含まれています。

  • 読みやすい:途中でつまずかず流れるように読み進められる
  • 分かりやすい:一度読んだだけで内容がスッと頭に入る
  • 信頼を持てる:曖昧なところがなく納得感がある

言い換えると、「ストレスなく読めて」「理解しやすく」「信頼感がある」文章ということです。この3つの要素を満たすコツを身につければ、文章はグッと良くなります。

編集者と校閲者では見ているポイントが異なる

文章の良し悪しを見分けるプロには、編集者と校閲者がいます。「読者にとって良い文章か」を見ている点では同じですが、それぞれに重きを置いている観点は異なります。両者の視点の違いを知っておくと、良い文章とは何か、理解を深めやすくなります。

編集者はここを見る

編集者の仕事を大まかに言うと、読者にどんな価値を提供するのかを明確にし、それを形にすることです。文章という点にフォーカスすると、次のことを重点的に見ています。

  • <全体構成>
    ・企画意図が伝わる見出しになっているか
    ・見出しの順番が適切か、矛盾はないか
  • <文章>
    ・分かりにくい表現はないか(意味が曖昧、言葉が難しい)
    ・テンポよく読めるリズム感になっているか
    ・不要な文章はないか(内容が薄い、なくても伝わる)
    ・読み進めたくなる展開ができているか

編集者は、読者がストレスなく理解できる文章であることに加え、読者を惹きつける書き方ができているか、読後の満足度が高いかといった文章の内容にも目を配ります。つまり、「読者にとっての価値」を中心に、文章をチェックしているということです。

校閲者はここを見る

校閲者は、文章に間違いがないか、適切な表現になっているかを確認します。原稿のチェックでは、次の点を見ていきます。

  • 文法に間違いがないか
  • 適切な表現が使われているか
  • 簡潔に書かれているか
  • どちらともとれる曖昧な表現がないか
  • 重複している文章はないか
  • 内容に矛盾がないか
  • 事実関係に誤りがないか

校閲者は、たんに文章の間違いを確認するだけでなく、読者にとっての読みやすさ、分かりやすさもチェックします。つまり、「正確かつ簡潔に伝わる文の構造」になっているかを見ているわけです。

編集者と校閲者はいくつかのテクニックを使って、「読者にとって良い文章」を見分けています。どのようなコツを身につけると、良い文章になるのか。次項から解説していきましょう。

書き方ステップ1:文章全体の構成をつくる

書き方ステップ1:文章全体の構成をつくる

 

まずは、全体構成を考えます。この段階をていねいに行うと頭の中がすっきり整理され、すらすらと書き出せるようになります。全体構成では、文章の流れ・盛り込む内容を整理します。

考える順番は、次のとおりです。

  1. 文章の構成を決める
  2. 見出しをつくる

一つずつ説明していきましょう。

1.文章の構成を決める

同じ内容が盛り込まれていたとしても、どの順番で話を展開していくかによって、読者が受け取る印象は大きく変わります。

文章の構成には、いくつかのパターンがあります。文章の種類、あるいは読者に何を伝えたいかに合わせて、適した方法を選ぶことが重要です。

一般に、文章を書く目的として多いのは、次の2パターンです。

  • 要点を分かりやすく伝え、説得力や納得感を高めたい→「PREP法」
  • ストーリーの面白さを伝え、関心や共感を得たい→「起承転結」

PREP法と起承転結の2つの構成方法を覚えておくと、いろいろな文章作成に役立ちます。それぞれの構成のつくり方、向き・不向きを説明していきましょう。

「PREP法」~要点を分かりやすく伝えたいときに

PREP法は、最初に話の結論を述べる構成方法です。次の4つのパートに分けて展開していきます。

  1. Point(結論):結論は○○です
  2. Reason(理由):なぜなら○○だからです。
  3. Example(具体例):たとえば○○があります。
  4. Point(結論):したがって○○です。
  • 例)
    P:このビジネス書の魅力は、図解が多く短時間で理解できることです。
    R:なぜなら、文章による説明だけでは体系的に理解するのが難しいからです。
    E:具体的にいうと、各項目の冒頭に図解があり、これを文章で説明していく流れで構成されています。
    P:したがって、忙しいビジネスパーソンでも、短時間で要点を体系的に学べる本です。

PREP法には、「要点がすぐに伝わる」「文章に説得力が生まれる」というメリットがあります。プレゼンのように、限られた時間内で相手の納得感を得たい場面でも多く使われています。

PREP法が適しているのは、次のような文章です。

  • ブログ記事(ノウハウ・知識系の記事など)
  • ビジネス文書
  • プレゼン資料

Web記事の場合、ユーザーが知りたい結論が最初に書かれていないと、すぐにページ離脱されてしまう傾向があります。PREP法は冒頭で何について話すか明示するため、読者の離脱を防ぐ効果もあります。

「起承転結」~ストーリーの面白さを伝えたいときに

起承転結の構成とは、物事の始まりから終わりまでを順に説明していく方法です。次の4つのパートで構成されます。

  1. 起:物事の前提を説明(導入部分)
  2. 承:物事の始まり・何が起きたか
  3. 転:物事が転換する事柄や場面
  4. 結:結果、どうなったのか
  • 例)
    起:売れない営業マンが、3年間で年商3億円の社長になるまで。
    承:営業力とは何か?自問自答の毎日。
    転:同僚の言葉に一念発起。マーケティングの世界へ飛び込んだ。
    結:売れなかったからこそ分かった、売れる仕組みに必要なこと。

起承転結は、ストーリーを伝えるときの基本となる構成です。子どもの頃に、このスタイルで作文を書いた人も多いでしょう。

起承転結の構成にするメリットは、ストーリーとしての面白さで読者を惹きつけ、共感を得られる点にあります。

起承転結の構成が適しているのは、次のような文章です。

  • インタビュー記事
  • ブランドストーリー
  • 企業ストーリー

起承転結の構成は、読者のイメージや感情に訴える力があるため、人や商品、企業などのブランディングを進めたいときに有効な方法です。

一方で、ブログ記事やビジネスシーンでは結論を最初に示してほしいというニーズが高いため、この書き方は適していません。文章の目的によって、使い分けるようにしましょう。

2.見出しをつくる

全体構成を決めたら、次に見出しをつくります。見出しは目次の役割を果たします。読者は最初に見出しを見て、読みたい内容があるか判断するため、文章の内容がひと目で分かるように意識します。

見出しをつくるときの基本ルールは、読者の目線に立って、理解しやすい流れにすることです。

ポイントは、以下の2つです。

  • 階層を分けて整理する
    「大見出し」「中見出し」「小見出し」
  • 読者が理解しやすい順番にする
    「大きな項目→小さな項目」「概論→各論」「概要→詳細→補足情報」「時間の流れが先→後」

例を見てみましょう。

例では、「健康経営」について知りたいと思っている読者が、自然に理解を深められる順番に構成されているのが分かります。

ここで注意したいのは、見出しの階層と内容に違和感がないようにすることです。まずは、NG例を見ていきましょう。

<テーマ:マンションの選び方>

NG例)
見出し例3
NG例を見ると、赤字の部分が階層と合っていないため違和感があります。「学校に近い」という小見出しは、「教育環境」という小見出しとも重複します。

OK例)

見出し例2

OK例では各階層がきれいに揃い、内容がすっきり整理されました。

見出しは文章の骨組みとなる部分です。ここに違和感があると文章のつながりが悪くなり、読者に分かりにくいと判断されてしまいます。階層が揃っているか、分かりやすい順番になっているか、何度も見直すようにしましょう。

※見出し作成に便利な「骨子作成シート」はこちらからダウンロードできます。
参考 【無料】WEBコンテンツ競合調査・骨子作成シートダウンロードMARKENOTE

書き方ステップ2:一文の表現力を磨く

書き方ステップ2:一文の表現力を磨く

文章力を支える基本となるのが、一文(1センテンス)の表現力です。ここでいう表現力とは、飾り立てるという意味ではなく、読みやすく・分かりやすく・正確な書き方ということです。

ここでは、文章の上手い人が身につけている10のコツを紹介していきます。

1.一文を短くする

一文が長いと読者の混乱を招き、「結局何が言いたいのか分からない」という状態になります。一文が長くなる要因は、「~ですが、~なので、~し、」というように、接続助詞を使って文をつなげていることです。

  • NG例)
    「売れる店舗作りの基本は客層に合ったメニュー構成にすることですが、話題性のある商品がないと他店との差別化を図れないため、素材や盛り付けにもこだわり、さらに時間帯ごとにメニューを変える工夫も重要です。」

  • 改善例)
    「売れる店舗作りの基本は、客層に合ったメニュー構成にすること。しかし、話題性のある商品がないと、他店との差別化を図れません。素材や盛り付けにこだわることも必要です。さらに、時間帯ごとにメニューを変える工夫も重要です。」

一文の文字数の目安は、60字以内です。長くなっているときは、句点「。」で文を区切るようにしましょう。

2.読点を正しく使う

読点「、」を打つ場所には、基本ルールがあります。的確に打てるよう、以下のポイントを覚えておきましょう。

長い主語の後に打つ

  • 例)
    「四季折々の風情を満喫できる温泉は心身の疲れを癒やしてくれます。」

    「四季折々の風情を満喫できる温泉は、心身の疲れを癒やしてくれます。」

接続詞・副詞・時間表現の後に打つ

「そして、しかし、ところが」などの接続詞、「ときどき、もっと」などの副詞、「昨日、当時」などの時間表現の後に打ちます。

  • 例)
    「しかし連休は大変混雑します。」

    「しかし、連休は大変混雑します。」

文と文を分けるところに打つ

  • 例)
    「私は足湯めぐりを提案し友人はカフェめぐりを提案しました。」

    「私は足湯めぐりを提案し、友人はカフェめぐりを提案しました。」

意味が分からなくなるところに打つ

漢字、ひらがなが続くと、意味が分かりにくくなる場所に打ちます。

  • 例)
    「今日本で流行しているのは猫カフェです。」

    「今、日本で流行しているのは猫カフェです。」
  • 例)
    「ここではやっている商品です。」

    「ここで、はやっている商品です。」

意味が変わってしまうところに打つ

読点を打つ場所によって、文の意味が変わってしまうことがあります。的確な場所に打つようにしましょう。

  • 例)
    「彼は外を眺めながら泣いている彼女を心配しました。」

    ・「彼は、外を眺めながら泣いている彼女を心配しました。」
    ・「彼は外を眺めながら、泣いている彼女を心配しました。」

3.主語と述語は近づける

主語(誰が・何が)と述語(~する)が離れていると、読み進めるうちに「主語は何だったかな?」と不明瞭な状態になります。主語と述語はできるだけ近くに置くようにしましょう。

  • NG例)
    当店の○○ラーメンが、先日開催された全国ラーメンフェアでラーメン達人として知られる○○さんから、五つ星の評価をいただきました。

  • 改善例)
    「先日開催された全国ラーメンフェアで、当店の○○ラーメンが五つ星の評価をいただきました。審査員はラーメン達人として知られる○○さんです。」

4.主語と述語のねじれに注意する

主語と述語が正しく対応していない「ねじれ文」に注意しましょう。とくに、一文が長い場合、主語と述語が離れているときに起こりがちです。

  • NG例)
    歯周病の原因は、歯周ポケットに溜まった歯周病菌によって歯茎に炎症が起きることです。

  • 改善例)
    ・「歯周病の原因は、歯周ポケットに溜まった歯周病菌です。これにより歯茎に炎症が起こります。」
    ・「歯周病とは、歯茎に炎症が起きていることです。歯周ポケットに溜まった歯周病菌が原因です。」

5. 修飾語と被修飾語を近づける

修飾語とは、他の文節を詳しく説明している語句のことです。説明される文節を被修飾語といいます。修飾語は被修飾語の直前に持ってくるのが基本です。

  • NG例)
    できるだけ、当店ではお客様にストレスを与えないよう時間を厳守しています。」

  • 改善例)
    ・「当店では、お客様にストレスを与えないよう、できるだけ時間を厳守しています。」
    ・「当店では、できるだけお客様にストレスを与えないよう、時間を厳守しています。」

NG例では、「できるだけ」が何を指しているのか不明です。修飾語と被修飾語が離れていると、意味が変わってしまうため注意しましょう。

6. 必要な主語を省略しない

日本語は主語を省略したほうが、すっきりと分かりやすくなるケースが多くあります。ただし、次に続く文の主語が変わる場合は省略してはいけません。

  • NG例)
    「お子さま連れでご来店いただいてもリラックスできるよう、キッズルームをご用意しています。また、安心していただけるよう目が届く場所に設置しています。」

  • 改善例)
    お子さま連れのお母さまがリラックスできるよう、キッズルームをご用意しています。また、お子さまに安心していただけるよう、お母さまの様子が見える場所に設置しています。」

7.まわりくどい表現をしない

「~という」「~すること」「~するもの」などの冗長な表現が多用されていると、まわりくどい印象になります。語尾に2つの動詞が重なっている場合も、くどい印象になるので注意しましょう。

  • NG例)
    「売上を20%伸ばすということが可能になります。」
  • 改善例)
    ・「売上を20%伸ばすことが可能です。」
    ・「売上を20%伸ばせます。」

 

  • NG例)
    「上司に確認を行います。」
  • 改善例)
    「上司に確認します。」

8.曖昧な表現をしない

ここでいう曖昧な表現とは、意味をどうにでも受け取れる言葉や言い回しです。

  • NG例)
    「店主のアイデンティティを感じる」

  • 改善例)
    ・「生活を便利にするという、店主のこだわりが込められている」
    ・「店主のアイデンティティがある。例えば○○だ。」

これは「意味を開く」という方法です。読者が迷わず理解できるように、表現を工夫します。とくに、いろいろな意味が包括される言葉・言い回しに注意しましょう。

9.語尾に変化をつける

同じ語尾が3回以上続くと、リズム感が悪くなったり単調な印象になったりします。

  • NG例)
    「近年、金融とテクノロジーを組み合わせたフィンテックが注目されています。米国を中心に革新的なサービスが次々生まれています。日本でもICTベンチャーの参入によって急速に拡大しています。現在では中小企業のビジネスにも活用されています。

  • 改善例)
    「近年、金融とテクノロジーを組み合わせたフィンテックが注目されています。米国を中心に革新的なサービスが次々生まれています。日本でもICTベンチャーの参入によって急速に拡大しました。現在では中小企業のビジネスにも活用されています。

改善例は、3つ目の語尾を変えただけですが、気持ち良く読めるリズムになりました。リズムが悪いと感じたら、語尾に変化をつけてみましょう。

10.接続詞は少なくする

「しかし、または、そして、なお、」といった接続詞は、文と文のつながりを良くしてくれます。ただし、頻繁に使いすぎると、くどい印象になります。使わなくても意味が通じる場合は、削除しましょう。

  • NG例)
    「プレゼンで大事なのは、結論を先に述べることです。なぜなら、最初に相手の関心を引き寄せる必要があるからです。つまり、相手が知りたいのは、どんな課題を解決できるか。したがって、メリットを最初に伝えることが大切です。」

  • 改善例)
    「プレゼンで大事なのは、結論を先に述べることです。最初に相手の関心を引き寄せる必要があるからです。相手が知りたいのは、どんな課題を解決できるか。したがって、メリットを最初に伝えることが大切です。」

書き方ステップ3:文章を推敲する

 

書き方ステップ3:書いた文章を推敲する

最後のステップは、自分が書いた文章を読み直して、悪いところを修正する推敲の作業です。文章の仕上げであると同時に、文章力アップにつながる大事な工程です。省略せずに、ていねいに行いましょう。

時間をおいて読み直す

推敲のポイントは、読者と同じ、客観的な視点から読み直すことです。

文章を書いた直後は記憶が鮮明なため、欠点が見えにくくなります。書き上げた文章は、1日程度寝かせてからチェックするのが理想です。時間をとれない場合でも、数時間置いてから読み直すようにしましょう。

推敲するときの5つのポイント

推敲するときは、以下のポイントを一つずつ見ていきます。

1.余分なところを削る

なくても意味が通じるところは、思い切って削除します。できるだけ簡潔に伝えることを意識しましょう。

  • 修正前の例)
    「私たちの日常のなかでも、AIという言葉を頻繁に耳にする機会が増えました。AIとは人口知能を意味する言葉で、教育分野のみならず、医療分野やさまざまな産業領域でその機能に注目が集まっています。」
  • 修正後の例)
    「AIという言葉を耳にする機会が増えました。AIとは人口知能を意味する言葉です。教育、医療のほか、さまざまな産業領域で注目されています。」

2.語句を並べ替える

文法的には合っているものの、すんなり読み進められないときは、語句の順番を並べ替えてみましょう。前後の流れを見ながら調整します。

  • 修正前の例)
    「今よりも良い実行方法を助ける手段、それがテクノロジーだ。」
  • 修正後の例)
    「テクノロジーとは、今よりも良い実行方法を助ける手段である。」

3.抜け落ちをなくす

文を構成する要素は、「誰が(何が)・何を・何に・どのように・いつ・どこで・どうする」です。必要な事柄が欠けると、意味が曖昧になったり理解できなくなったりします。

書いている際中は頭の中で分かっているため、抜け落ちてしまうことがあります。推敲時には、読者の目線に立って一文ずつしっかりチェックしましょう。

  • 修正前の例)
    「ファイルを暗号化すると、中身を閲覧できなくなります。」
  • 修正後の例)
    「ファイルを暗号化すると、本人以外は中身を閲覧できなくなります。」

ただし、前の文章から引き継いでいて省略しても意味が分かるときは、省いたほうがすっきりすることもあります。

4.重複をなくす

重複には「言葉の重複」と「意味の重複」の2つのケースがあります。

  • 修正前の例)
    「たくさんの方から、ご要望をたくさんいただいています。」
  • 修正後の例)
    「たくさんの方から、ご要望をいただいています。」

 

  • 修正前の例)
    「返事を返した」「電気を消灯した」
  • 修正後の例)
    「返事をした」「消灯した・電気を消した」

5.表記ゆれをなくす

表記ゆれとは、同じ文章内で漢字・ひらがな・カタカナの表記が統一されていないことです。表記ゆれがあると、内容を理解しにくくなります。単語の表記方法も統一します。

  • 例)
    ・「みなさま」「皆さま」「皆様」
    ・「Web」「WEB」「ウェブ」
    ・「コンピューター」「コンピュータ」

文章力は「書く量」と「読む量」に比例する

文章力は「書く量」と「読む量」に比例する

良い文章を書くために必要なのは、創作力ではなく技術です。文章力を高めるには、やはりたくさん書くこと、そして、人が書いた文章を読むことが近道です。

文章の魅力は本来、書いている人の個性が伝わってくる点にあると思っています。基本と違った書き方であっても、読者により響くスタイルなら、それは間違いではないでしょう。最終的には、自分に合った書き方を見つけるのが理想的だと思います。

本記事では、いち早く上達するために基礎力をつけるコツを紹介してきました。参考になれば幸いです。