平山 大樹 AB通信 運営責任者
AB通信 編集部が、企業・行政の公式発表や決算資料などの一次情報を確認して書いています。運営会社・編集方針
Amazonの分析ツールは、価格の推移、キーワード、広告、利益など「何を分析したいか」で選び、まずは無料の範囲や無料体験で自社に合うかを確かめるのが基本です。
- 利益や手数料の見積もりには、Amazon公式の「FBA料金シミュレーター」が使えます。
- 価格やランキングの推移はKeepaやERESA、キーワードはセラースプライト、Arrows10、ラッコキーワード、広告や利益の管理はtool4sellerやPerpetuaが向いています。
- 有料プランの料金や無料の範囲は変わることがあるため、使う前に各公式サイトで確認してください。
この記事は2026年11月1日時点の情報で更新しました。
Amazon分析ツールを使うメリット
- 売れている商品や価格の動きを数字で把握でき、仕入れや価格設定の判断がしやすくなります。
- 購入者が検索するキーワードを調べ、商品タイトルや検索キーワードの改善に生かせます。
- 広告費や手数料を差し引いた利益を確認し、改善すべき商品やキャンペーンを見つけやすくなります。
Amazon分析ツールの選び方
分析したい内容で選ぶ
| 分析したい内容 | 向いているツール |
|---|---|
| 手数料・利益の見積もり | FBA料金シミュレーター、tool4seller |
| 価格・ランキングの推移 | Keepa、ERESA、セラースプライト |
| キーワード | セラースプライト、Arrows10、ラッコキーワード |
| 広告の運用 | tool4seller、Perpetua |
無料で使える範囲を確認する
ツールによって、「基本機能は無料」「一定期間の無料体験」「無料会員登録で一部機能」など、無料の範囲が異なります。有料プランに進む前に、無料の範囲で必要なデータが取れるかを試しましょう。
Amazon分析ツール8選
1. FBA料金シミュレーター(Amazon公式)
Amazonがセラーセントラルで提供する「FBA料金シミュレーター」は、出荷費用を入力して、FBAと自社配送など異なる出荷方法の費用を比べられるツールです。ゲストとしても使え、セラーセントラルにサインインすると無制限に使えます。表示される料金はあくまで目安で、Amazonは計算の正確性を保証しないと明記しています。

2. Keepa(キーパ)
Keepaは、Amazonの商品の価格履歴を確認できるツールです。公式サイトでは、価格履歴、値下げアラート、セール情報、11か国の価格比較を無料で、アカウント登録なしで使えると案内しています。Chromeの拡張機能としても追加できます。
3. セラースプライト(SellerSprite)
セラースプライトは、キーワード調査、商品リサーチ、カテゴリー別の市場分析などができるツールです。検索ボリュームや転換率などのデータからキーワードを選べるほか、競合商品の流入元をオーガニックと広告に分けて確認できます。7日間の無料お試しと、無料でインストールできるブラウザ拡張機能があります。
4. tool4seller(ツールフォーセラー)
tool4sellerは、売上、広告費、FBA手数料、在庫、キーワードのデータを1つのダッシュボードにまとめる販売管理ツールです。FBA手数料や広告費、返品などを差し引いた商品別の利益を確認でき、広告の費用対効果の分析にも使えます。14日間すべての機能を無料で試せます。
5. ERESA(イーリサ)
ERESAは、Amazon.co.jpとAmazon.comの商品データ(出品者、価格、ランキング推移など)を調べられるリサーチツールです。無料会員登録で、価格推移や日付別の販売個数・販売価格の推移、各大カテゴリーのランキング1,000位までなどを確認できると案内しています。パソコンやスマートフォンのブラウザで使えます。
6. Arrows10
Arrows10は、Chromeの拡張機能として使うキーワードツールです。商品がキーワードでインデックスされているか、キーワードでの表示順位、キーワードの月間検索ボリュームを確認できます。公式サイトでは、拡張機能は無料で、基本機能は無料と案内しています。
7. Perpetua(パーペチュア)
Perpetuaは、Amazonなどの広告運用を自動化するソフトウェアです。成長や利益などの目標を入力すると、キャンペーンの作成、実行、最適化を自動で行い、入札や予算の調整を提案します。料金は公式サイトのトップページでは確認できていないため、問い合わせて確かめてください。
8. ラッコキーワード
ラッコキーワードは、Google、YouTube、Amazon、楽天などのサジェストキーワードや関連キーワードを調べられるツールです。Amazonで検索されやすい言葉を洗い出す際に役立ちます。無料で始められ、有料プランもあります。
ツールを使うときの注意点
- 外部ツールが示す売上や検索ボリュームなどの数値は、Amazonが公表しているデータではないため、目安として使いましょう。
- セラーセントラルのアカウントと連携するツールでは、どの権限を与えるかを確認してから連携します。
- 旧記事で紹介していた「アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール」と「Ubun BASE」は、2026年11月1日時点で公式ページを確認できなかったため、今回は掲載していません。
まとめ
Amazonの分析ツールは、手数料や利益ならFBA料金シミュレーター、価格の推移ならKeepaやERESA、キーワードならセラースプライトやArrows10、ラッコキーワード、広告ならtool4sellerやPerpetuaというように、目的に合わせて選ぶのが近道です。多くのツールに無料の範囲や無料体験があるため、まず試して必要なデータが取れるかを確かめてから、有料プランを検討しましょう。
参考資料
- Amazonセラーセントラル「FBA料金シミュレーター」(2026年11月1日確認)
- Keepa 公式サイト(2026年11月1日確認)
- セラースプライト 公式サイト(2026年11月1日確認)
- tool4seller 公式サイト(2026年11月1日確認)
- ERESA 公式サイト(2026年11月1日確認)
- Arrows10 公式サイト(2026年11月1日確認)
- Perpetua 公式サイト(2026年11月1日確認)
- ラッコキーワード 公式サイト(2026年11月1日確認)


