Amazonのレビュー数がなかなか増えない場合は、購入者にレビュー依頼を送るとよいでしょう。本記事では、Amazonのレビュー依頼を送る方法やレビューを書いてもらうコツ、依頼時の注意点について解説します。
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Amazonでレビューを獲得する重要性
Amazonでユーザーが商品を購入した際に書き込む評価や感想をレビューといい、閲覧者の購買意欲に直結するのが特徴です。たとえば、同じジャンルおよび価格帯の商品なら、ユーザーはレビューが充実しているアイテムを選ぶ傾向にあります。
また、レビュー数が多いほど、絞り込み検索の結果に表示される機会が増えるため、ユーザーの目にとまりやすくなるでしょう。さらにレビューを多数獲得することで、Amazonの検索結果で上位表示される可能性が高まります。
つまり、Amazonレビューをより多く獲得することで、ユーザーが商品を目にする機会が増え、購買意欲が後押しされるのです。
また、出品者はユーザーのレビューから、ニーズや要望を理解できるだけではなく、商品やサービスの問題点や改善策を把握できます。
このようにAmazonのレビューは売上拡大のためになくてはならない存在といえるでしょう。
依頼する前に知っておきたいAmazonのレビュー2種類
Amazonのレビューは以下の2種類に分けられます。
- 商品レビュー
- 出品者評価
それぞれについて詳しく解説します。
商品レビュー
商品レビューとは、ASIN(Amazon独自の商品識別コード)ごとの商品そのものに対する評価のことです。そのため、どの出品者から購入したとしても、ASINのカタログページにレビューが記載されます。
商品レビューはAmazonの商品ページ上部にあるレビュー欄から確認できます。たとえ商品を購入しなくても、Amazonの一般アカウントを持っていれば商品レビューの投稿は可能です。
しかし、購入していないユーザーが短期間で多数の投稿を行っている場合、購入したユーザーのレビューのみを掲載する措置が取られることもあります。
出品者評価
出品者評価は出品者に対する評価のことで、主に商品状態や商品の包装、発送方法、購入時の対応などについてのレビューが投稿されます。
出品者評価は商品ページには掲載されていませんが、「出品者情報ページ」の「フィードバック」に記載されています。
出品者評価は、ユーザーから見て出品者が信頼に値するか、安心して商品を購入できるかを判断する貴重な情報といえるでしょう。
Amazonレビューを依頼する5つの方法
Amazonレビューを依頼する方法は以下の5つです。
- 「レビューリクエスト」で依頼する
- Amazon Vine 先取りプログラムを利用する
- サンキューカードを同梱する
- 顧客にレビュー依頼メールを送る
- 専用ツールからレビューリクエストを送信する
それぞれの内容をしっかり把握して、自身にあった方法で依頼してください。
「レビューリクエスト」で依頼する
Amazonの公式機能のひとつであるレビューリクエストを使えば、ボタンを押すだけで過去の購入者にレビュー投稿を依頼できます。手順は以下のとおりです。
- Amazonセラーセントラルにログインして、「注文」から「注文管理」を選択
- 画面右上の「FBA注文を表示」をクリックして該当する商品の注文番号をクリック
- 「注文の詳細ページ」の右上に表示されている「レビューをリクエスト」をクリック
- 「この注文のレビューをリクエストしますか?」で「はい」をクリックして終了
レビューリクエストで依頼できるのは、商品お届け後の5日~30日後までなので、商品到着後一週間程度を目安にリクエストを送るとよいでしょう。
また、一括送信や自動送信はできないため、購入者が多い場合はほかの方法で依頼する方がよいでしょう。
Amazon Vine 先取りプログラムを利用する
Amazon Vine 先取りプログラムとは、Amazon Vineメンバーと呼ばれる質の高いレビューを記載している公式メンバーからレビューを獲得する方法です。
出品者はAmazon Vineに商品を登録後、Amazon Vineメンバーに無償で商品を提供し、レビューを依頼します。
Amazon Vine 先取りプログラムは、以下の条件を満たした出品者・商品しか利用できないので注意が必要です。
- Amazonブランド登録をしている
- 商品詳細ページのレビューが30件未満である
- 新品商品である
- アダルト商品ではない
- 商品ページの説明および画像がある
- 在庫がある
- FBA(配送代行サービス)を利用している
また、Amazon Vineを実施する際は、1親ASINあたり税込22,000円の登録料が必要です。さらに、無償提供になるため商品の原価やFBA手数料なども発生します。
レビュー獲得のための投資と割り切れるのであればよいのですが、そうでない場合は低単価の商品で実施することをおすすめします。
サンキューカードを同梱する
商品にサンキューカードを同梱するのもひとつの方法です。サンキューカードとは購入者へのお礼とレビューの依頼を組み合わせて記載したメッセージカードです。
カードを作成し、同梱する手間はかかりますが、感謝の想いを伝えつつ、自然な形でレビューの依頼ができるでしょう。
顧客にレビュー依頼メールを送る
購入者のもとに商品が到着してから、およそ1週間後にレビュー依頼のメールを送るのも効果的です。商品到着から1週間後は購入から利用までの適度な期間であるため、購入者も詳細なフィードバックが行えます。
依頼メールを送るタイミングを忘れてしまいそうな場合は、ツールを利用して、メールを自動送信できるようにしておくとよいでしょう。
専用ツールからレビューリクエストを送信する
一度に多くの購入者にレビューリクエストを送りたい場合は、専用のツールを利用するとよいでしょう。
「アマスタ」「アマポスト」など、レビューリクエスト送信に特化したツールが多数あります。それぞれ比較検討して、ニーズにあったものを導入するようにしましょう。
Amazonのレビュー依頼を行う流れ
前項では、Amazonレビューを依頼するさまざまな方法をご紹介しましたが、もっとも基本的な依頼方法は、Amazonのセラーセントラルからレビュー依頼メールを送ることです。
Amazonセラーセントラルでは文章を作成できるため、購入者がレビューしたくなるようなメールを送ることができます。
Amazonセラーセントラルから依頼メールを送る手順は以下のとおりです。
- セラーセントラルにログインする
- 「注文」から「注文管理」にすすむ
- 購入者を選択し「その他」を選ぶ
- メール文章を入力して送信する
レビューリクエストボタンで依頼する方が手軽ではありますが、購入者に事務的な印象を与えるかもしれません。
その点Amazonセラーセントラルからのリクエストメールは、オリジナルの文章を作成できるため、購入者により丁寧な印象を与えられるでしょう。
Amazonのレビュー依頼でレビューをもらう4つのコツ
せっかく購入者にレビューリクエストしても、実際にレビューを書いてもらえなければ意味がありません。アクションを起こしてもらうためにも、レビューを依頼する際は以下の4つのポイントを意識しましょう。
- サンクスメールを送信する
- ベストビューアーへ依頼する
- 1週間後にレビュー依頼を送信する
- セールに参加する
サンクスメールを送信する
機械的なレビューリクエストは心がこもっていない、と敬遠するユーザーは一定数います。確実にレビューを書いてもらいたい場合は、シンプルかつ丁寧なサンクスメールを送るとよいでしょう。サンクスメールとは商品を購入してくれた人に、お礼を伝えるとともにレビューを依頼するメールです。
誰でも気持ちのこもったメールを受け取ると嬉しいものです。サンクスメールで誠意が伝われば、レビューを書いてもらえる可能性も高まるでしょう。
ベストレビュアーへ依頼する
Amazonが公開しているベストレビュアーへレビューを依頼するのもよいでしょう。ベストレビュアーとは、Amazonが認めた信頼性の高いレビュアーです。
なかにはランキング上位者になってAmazon Vineのレビュアーになりたい、と考えている人もいるので、他のユーザーに依頼するよりも、レビューを書いてもらえる確率が高くなるでしょう。
1週間後にレビュー依頼を送信する
前述したとおり、Amazonのレビュー依頼は商品が到着してから1週間後に送るのがベストタイミングです。1週間よりも早すぎると商品がまだ手元に届いてない可能性があります。
反対に1週間よりも遅すぎると商品に対する新鮮さが失われ、レビューを書くのが面倒くさい、と思ってしまうかもしれません。
また、送る時間帯にも注意が必要です。購入者がインターネットを閲覧している可能性が高い8時~9時、12時~13時、18時~22時あたりに送ると、メールを確認してもらいやすくなります。
セールに参加する
定期的にセールに参加することで販売数が増え、レビューをもらえる確率も高まります。販売当初のレビューが少ない時期やレビューが伸び悩んだタイミングで開催するのが効果的です。
セールの内容は、タイムセールや数量限定セールなど複数あるので、シーズンやタイミングにあったものに参加しましょう。
Amazonレビューを依頼する際の禁止事項6つ
Amazonでレビューを依頼する際は、以下の禁止事項を必ず守らなければなりません。
- 報酬やプレゼントを提示する
- レビューの修正・削除を要求する
- 顧客の個人情報を集める
- 外部サイトへ誘導する
- Amazonの高評価レビューを催促する
- 親しいもの同士でレビュー投稿を行う
違反するとペナルティを課せられる場合もあるので、注意しましょう。
報酬やプレゼントを提示する
報酬を渡してレビューを依頼する、レビューを書いてくれれば粗品や割引クーポンを提供するなど、報酬を提示してレビューを依頼する行為は固く禁止されています。
発覚した場合、アカウントが強制停止になることもあります。同様に、レビュー記載の見返りとして金品を要求する行為も厳禁です。
レビューの修正・削除を要求する
出品者がユーザーにレビューの修正・削除を依頼すると「評価操作」とみなされてペナルティが課せられる恐れがあります。
ただし、明らかに悪質なレビューの場合は、Amazonに削除依頼をすることが可能です。
顧客の個人情報を集める
レビュー依頼時に購入者のメールアドレスの記載を求めたり、購入者の住所および電話番号を無断で取得する行為は、プライバシーの侵害に当たります。
信用問題にもかかわるので、顧客情報の収集をしてはいけません。
外部サイトへ誘導する
自身のWebサイトや自社のホームページなど、Amazon以外のサイトに誘導する行為も厳禁です。
サンクスメールなどにリンクを貼る行為も禁止されているので気をつけましょう。
Amazonの高評価レビューを催促する
レビューの依頼メールに「高評価をつけてください」「よいレビューを書いてくれたら割引クーポンを進呈します」といった、高評価レビューを催促する文言を記載してはいけません。
レビューとは購入者の率直な意見を聞くチャンスである、ということを忘れないようにしましょう。
親しいもの同士でレビュー投稿を行う
家族や従業員にレビューを依頼するのも禁止です。特に親しい間柄の相手には気軽に頼んでしまいがちなので、注意してください。
コメントの位置情報や利用パソコン情報をAmazonが調べて発覚、というケースも少なくありません。レビューは第三者に率直な意見を書いてもらうようにしましょう。
Amazonレビューを依頼してユーザーのレビューを獲得しよう!
Amazonでレビューを獲得するには、購入者が「レビューを書きたい」と思えるような依頼をすることが大切です。
販売したら終わりではなく、適切なタイミングでリクエストを送ったり、サンクスメールを送信したりするなど、アフターフォローも忘れないようにしましょう。
その際、ルールを遵守して、正しい方法で依頼することが信頼度アップにつながります。レビュー数を増やして、Amazonの売上アップを目指しましょう。
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転売対策や広告運用など各分野の精通したスペシャリストが在籍し、少数精鋭のプロが結集したチーム体制で、売上・利益アップやブランド価値の向上を実現します。
フル運用代行はもちろん、広告運用や転売対策など課題に対するピンポイントなご依頼も可能です。
ご依頼のご相談はもちろん、サービス内容や事例、費用など、気になることがございましたら、気軽にお問い合わせください。